オペラ三昧イン・ロンドン
<10月15日(金)>


昨夜も今夜もEnglish National Operaを観に行ってしまいましたガーン


「全て英語にしてしまうENOって嫌よね~、我慢できないから行かないわ!パンチ!」(多少の例外はありますが)、と公言していたのに、こんな羽目になったのは、先日ご紹介した通り(→こちら )、tktsというレスター・スクエアにあるシアター当日半額切符売場で、ミュージカルや芝居だけでなくENOのオペラもうんと安く買えるということを発見したからで、


昨日のファウスト2回目は80ポンド、今日のヘンデルのラダミストなんて90ポンドの良い席が手数料みで25ポンドで叩き売られてたんですから、こりゃもう、行かな損だがねDASH!


オペラ三昧イン・ロンドン
我ながらゲンキンがま口財布なやっちゃと呆れますが、この値段でストールの前から4、5列目に座れるんなら英語でもいいわと、あっさりポリシーも変更。

いえ、やっぱりそれは凄く嫌なんですが、でもそれだけで上手な歌手を聞き逃すのも勿体ないかなと実は前から思っていたので、この値段に後押しされたわけです。


証拠として、切符の写真をアップしときます。クリックで拡大すると、左上の値段が見えます。



あ、でも、いくら安くても聴きたい歌手が出なければ行きませんよ。
オペラ三昧イン・ロンドン
昨日は大好物のトビー君(テノールのトビー・スペンス)だったし、今日のヘンデルはLawrence Zazzo(カウンターテナー)とChristine Rice(メゾ・ソプラノ)が聴きたかったんです。

古代オリエントの王侯貴族の権力争いと愛のもつれというヘンデルにはありふれたテーマのオペラ「ラダメスト」は、これもヘンデルらしく美しいけどだらだらと長いんですが、ZazzoとRiceは期待通り素晴らしかった上に、名前を聞くのもはじめてのRyan McKinny(バリトン)とSophie Bevan(ソプラノ)も歌もルックスも二重丸。時折わざとらしい英語訳にいらいらしましたが、舞台も綺麗でなかなか良いプロダクションではないかしら。これでイタリア語だったら文句ないのに。


オペラ三昧イン・ロンドン       オペラ三昧イン・ロンドン


というわけで、ENOに足繁く通ってしまうかもしれません。でも、もうすぐ始まるドン・ジョバンニラ・ボエームを英語で観るのは抵抗あり過ぎ、かな・・? そうでなくても、今回は特に聴きたい人が出るわけではないので、行かないつもりですが。



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