6月6日は待望のヴェルディのDon Carloの初日。


チープな舞台にはブーイングも出ましたが、パフォーマンスは概ね立派で、満足。

やっぱりENOとの差は大きい。


   


まずは、ロビーで見掛けたこの人、アンナ・ネトレプコだと思います。慌ててこっそり撮ったので暗いですけど。

この前にトイレでも見掛けたけど、「まあ大きなお腹してこんなドレス着て・・・」と思っただけで顔まで見ませんでした。残念。

やっぱり、ネト子とヴィラゾンはただのお友達だったのね。



Composer Giuseppe Verdi
Director Nicholas Hytner
Designs Bob Crowley
Lighting Mark Henderson

Conductor Antonio Pappano
Don Carlo Rolando Villazón
Elisabetta di Valois Marina Poplavskaya
Rodrigo Simon Keenlyside
Philip II Ferruccio Furlanetto
Princess Eboli Sonia Ganassi
Tebaldo Pumeza Matshikiza
Conte di Lerma Nikola Matišic
Flemish Deputies
 Jacques Imbrailo
 Krzysztof Szumanski
 Kostas Smoriginas
 Daniel Grice
 Darren Jeffery
 Vuyani Mlinde

Grand Inquisitor Eric Halfvarson 
Monk Robert Lloyd



カメラカーテンコールはクリックで拡大します。

   
      まずは、主要歌手だけで          初日だから演出家やら色んな人が出てきます


  

予想通り素晴らしかったのはこの二人。  王様のフルラネットとロドリゴのキーンリーサイド。   




こんな格好するとますますRアトキンソン(ミスター・ビーンズ)のブラック・アダーに見えるぞ、タイトルロールのロランド・ヴィラゾン


ROH復帰は、絶好調とはとても言えなくて、


高音に問題ありだったし、あぶなっかしいところが何度もありハラハラ。


相変わらず熱くて濃い熱血漢だったけど、フルッチョとサイモンと一緒ではかすんでしまいました。

来週は彼らと肩を並べるくらいなってくれるでしょうか?



嗚呼、でもこれアラーニャで聴きたいわあ。フランス語でもイタリア語でもいいから(今回はイタリア語)







エボリ公女はソニア・ガナッシ。


最初声が硬くて、立ち上がるのに少し時間が掛かったけれど、見せ場はちゃんと押さえるところはさすが。










  

一番心配だったのは知名度では格の落ちるマリーナ・ポプラフスカヤ


ROHの若手育成プロジェクト出身だから必死で出世させようとするのはわかるけど、こんな新人に大役のエリザベスをやらせるなんてギャンブルだ。折角これだけの人を集めたのん、ここで穴があいたらどうすんの?


だけど、最初の声を聴いた途端に安心しました。


高音が弱いのは残念だけど(致命的かも)、立派な声量でまろやかなな声は嬉しい驚きでした。


主役としてリードするところまでいかなかったけど、皆の足を引っ張らずに済んだだけでも立派なもの。


・・・・・これで、美人だったらねえ・・・ 


宗教裁判長のHalfvarsonはかつての精彩全くなし。もう彼は終わりか・・・? 
                                                 


以上、私の感想をざっと書いてみましたが、その日のうちになんて我ながらびっくり。今日は会社を休んで朝寝坊できたし、明日は週末だからできること。


来週もう一度行くので、オペラいついてはその後で。



ナイフとフォークワイン


今日は終了後にディナー付きの特別切符が売られてました。縁がないので定かじゃないけど、200ポンドくらいだったかな? 


この写真をアップしている今、まだ食べてるかも・・・



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