晴れ4月6日から4連休のイギリスです。お天気も最高。



男の子女の子

最初の日はお義兄さん夫婦が午後から来てました。夕食は日本式カレーライスだったので、こんな楽ちんな来客はないのですが、彼らにとっては初めて食べる珍しい日本食のひとつですから、喜んで頂けたようです。エスニック料理など絶対食べなかったおじいちゃんの生きていたときには登場しないメニュでした。



合格 

二日目は友人と着物でお出掛け。この抹茶色の小紋は昨年11月に大阪で買った洗える着物で、ちょっと大きめサイズだし娘が気に入ってすでに2度着ました(クリスマスフランクチキンズ )。


こんなお天気の良い日は洗える着物である必要はなかったのですが、一応桜の柄なので、この季節に私が一度着てみたかったのです。薄い色の帯は少ないのであまり選択の余地はないのですが、小さな扇の並んだ白い袋帯にしました。正装用なのでしょうが、控え目な金銀なので普通に使っています。黄緑の帯揚げとピンクの帯締めで春らしく。髪にも造花。


    

                    




ナイフとフォーク

まずはゆっくりと早めの夕食。5時から営業しているレストランは少ないですが、このこじんまりとしたCovent Garden Hotel の中にあるBrasserie Max は一日中オープンしていて評判も良いので、一度行ってみたかったレストランです。


着物と色をマッチさせようとしたわけではありませんが、タイのグリーンカレーをオーダー。本格的なのは凄くhotなのですが、ここのは西洋風にアレンジされた創作タイ料理というか別物。とてもマイルドで美味しかったです。真ん中の四角いのは油揚げ。向こう側のはカボチャのリゾットで真ん中に山羊チーズ。


デザートは熱々のRhubarb and Orange Crumbleを二人でシェア。写真写りは悪いですが味はあっさりとして美味しかった。


値段は決して安くはないですが、雰囲気も食べ物もなかなか良くて、ゴチャゴチャし人出の多い劇場街でゆったりできる空間です。


  


桜

さて、お腹が一杯になったところで、今日のメインイベントのロイヤルオペラハウスへ!


私は付き添いのおばさん役なので地味にしたわけですが、今日の主役である若いMさんはこれがオペラハウス着物デビュー。臙脂色に桜の模様で華やか。帯も桜で桜尽くしなのですが、帯結びがまた素晴らしくて後姿にも華があります。細帯でこれを自分で結んだのですから凄いでしょ?


  


午後7時はまだまるっきり昼間のように明るいので、フローラル・ホールでの写真も撮りやすいです。


  

ホールにはいつもいくつかオペラやバレエの衣装が飾ってあるのですが、これはPドミンゴが1980年に着た「ホフマン物語」。このプロダクションまだ現役なのかもしれず、2000年にアルバレス丸ちゃんを初めて観たのがこれでした。



   


観たのはラヴェルのL'Heure Espagnoleとプッチーにのジャンニ・スキッキの二本ですが、このカーテンからもおわかりのように、喜劇オペラです。オペラのことは別に書きますが、オペラをご存知の方には、巨大オッパイとスパゲッティ、どっちがどっちかおわかりですよね?


(写真はクリックで拡大します)


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