第191回「自宅でマリンバ練習!高級卓上木琴の性能がヤバい」 | 打楽器奏者・嶋崎雄斗のプレイヤー日記~折れない心と折れていくスティック~

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自宅で楽器を練習するにはどうしたら良いだろう?楽器を買って、広いスペースを確保して、振動を抑える防音室を作って…そんなの無理ぃぃぃぃ!!


『諦めんな!本気出せよ!』(松岡○造)




前回までやっていた質問コーナーでも「マリンバを家で練習したいのですが…」という趣旨のお問い合わせを数件いただいた。


そりゃ理想は防音室でガンガン音出しできたら良いんだろうけど、さすがにちょっと非現実的。というかほとんどの人は家にマリンバなんて買えないですよねぇ…。


でも大丈夫!



楽器を持っていない方へ。






オススメの練習用楽器はこれだ!!


バンっ!!


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一流マリンバメーカーこおろぎ社から出ている「高級卓上木琴」

お値段なんと!2万円!

楽器屋さんの割引やネット通販で買うと1万5千円くらいで買えることも!!

どうです奥さん!?





この卓上木琴の何が良いかって、他の木琴に比べて音程と音域がずば抜けている。

音程はさすがのこおろぎ社クオリティ。使っていると多少ピッチが怪しく感じる時もあるが、ぶっちゃけ他社から出ている卓上木琴なんて「ド」を叩いたら「シ」の音が出たなんてこともままあるので全然許容範囲。

音域はF〜Cの2オクターブ半。大抵のメロディは弾けるし、普通の卓上木琴が1オクターブから1オクターブ半ということを考えれば十分すぎるほどだ。



これを安くても何でも良いのでキーボードスタンドの上に乗せればほぼほぼシロフォン。

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(奥が5オクターブ半のマリンバ、手前が高級卓上木琴)



糸巻きのマレットで叩けば騒音問題も解決。





ちなみに付属で木製マレットが付いてくるが、それで叩くと鍵盤がすぐにボコボコになってしまうので注意が必要。俺は生徒に渡す前に付属マレットだけ取り出して隠してますw

同じ理由でシロフォンやグロッケン用のマレットも練習では使わない方が良い。シロフォンとしてちょっとした本番に使うなら有り。





どうしても振動が気になる方は(と言ってもほとんど打音気にならないと思うけど…)スタンドの下にタオルを敷いたり、第123回「打楽器奏者は100均へゴー!」で紹介した耐震マットを置けば問題クリア。

音量もマレットの柔らかさでコントロールできる。

さあ、みんなもレッツ自宅練習!!








…え?前回の記事で「次回は鍵盤打楽器の練習方法を書く」って言ってたって?趣旨が違うって?

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次回こそはそうします。

たぶん…