二重水槽。聞きなれない言葉かもしれませんが今後いけすの水槽としてはスタンダードになるのではないでしょうか?







水槽の縦のラインに注目してください。ご覧の通り水槽の中に水槽が収まっている構造です。


目的は結露防止です。従来冬場にはさほど問題はありませんが夏場になると水槽面が結露して設置した台の上が水浸しになってカウンターなどに置くと木材が腐って大変でした。


仮に露受けトレーを下に敷いて結露水対策をしたとしてもせっかくのいけすの魚が曇って見えません。


でも二重水槽ならすべてクリアできます。さらに二重水槽は放熱も少ないので水温変化に強く冷却器が楽をできるので電気代も安くなります。




今回はカウンターの上にセットなので台下の高さがあまりとれないので配管が非常にシビアでした。




大型のプロテインスキマーも導入しました。


今回はイカの生簀なのでスミを素早く除去するのにはこれが一番です。




無事完成、海水を注入し試運転でも異常なしということで店長さんもニッコリの図です。