【彫金】ロストワックスで創るハシビロさん | アクセサリー工房いずみのインコ文鳥・・    ・・小動物まみれ

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・・・ロストワックスって言葉 なにげに使っていましたが、

彫金をしてない人には判りませんよね。


ロストワックスって簡単に言うと


◆ジュエリー用のワックス(東急ハンズで売ってます)

を彫刻刀とか歯科医師や技工士さんが使う

スパチュラ(これも東急ハンズに売ってます)を使って

彫ったり、削ったり、溶かしたりして

(WAXの種類によって溶ける温度はいろいろ:40~130℃

造形したものを←ここまでなら小学生でもできます。


ここから以下は専門業者さんに おまかせします。

経費がかかりますが、失敗が無い「良いモノ」ができます。


◆造形したワックスを石膏に埋め、

高温でワックスを燃やし できた空洞に

熔かした金属を流し込むと・・・

ワックスで作った「カタチ」が金属に置き換わり・・・

金属の品物ができます。

これを、ロストワックス製法と言います。

ま、鋳造ってことです。


◆この後、チェーン通し(バチカン)を溶接合し研磨して

仕上げます。


いま、そのワックス原型がまた一つ完成しました

ハシビロコウの立像ペンダントチャーム!


はしびろこうのワックス

これ、15cmくらいの高さから落としても

ハシビロさんの足は複雑骨折。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

ですから これ以上は頑張らないで、

金属(銀)に成ってから整形します。


ハシビロ好きさんが、裸足で泣いて飛びつくような

製品に成る様に がんばります。