900を買ってから延べ4回も日本語化しました。毎回NotePCで先人たちのブログ(ココ とかココ とかココ が有名かな?)を開きながらの作業ですので,すっかり慣れてしまったことは確かです。でもなんだかEeePC900 Linuxを日本語化しようとすると,どうもSCIMの導入で引っかかります。少なくとも,Xandros-scimは900のリポジトリからインストールすることができません。ソースリストへの追記,アップデート,ロケールの変更,日本語フォントの導入の後の作業である,
apt-get install anthy scim-anthy kasumi
は,毎回成功します。でも再起動しても一向にSCIMウィンドウは出てきません。

今回,以下の作業で成功したので,僕もど素人ではありますが,次回のためにも同じ初心者のためにもメモメモでございます。だって最近の来訪者の検索ワードに "EeePC 900 901 日本語化" がムチャクチャ多いんですもんw "Nokiatune N95 アプリ" 並みの数です。

【EeePC900中文版の日本語化】
Easy modeで起動後,インターネットに接続します。
Ctrl+Alt+T ←ターミナルを起動
/home/user> sudo kwrite ←初心者に一番優しいエディタを起動
エディタで /etc/apt/sources.list を開く。
3行目に,
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free と書き加え上書き保存,閉じる

/home/user> sudo su - ←スーパーユーザ権限を得る
asus-1234567890:/root> apt-get update ←アップデート
asus-1234567890:/root> apt-get install ttf-vlgothic ←日本語用のVLゴシックをインストール
asus-1234567890:/root> dpkg-reconfigure locales ←ロケール設定画面を起動
Enterを押し設定画面へ。
[ * ] en_US.UTF-8 UTF-8
[ * ] ja_JP.EUC-JP EUC-JP
[ * ] ja_JP.UTF-8 UTF-8
を選択し確定。選択時は該当箇所でSpaceキーを押す
デフォルトロケールを,ja_JP.UTF-8 にして確定(OK)。
※ターミナル上で処理が行なわれます。
※ここで再起動して□豆腐□になる時は,ttf-kochi-gothic を同手段でインストールすると解決できるんだけど,VLGothicがインストールできない時がある理由は掴めていません。

asus-1234567890:/root> apt-get install anthy scim-anthy kasumi ←日本語IMEと辞書のインストール
asus-1234567890:/root> apt-get remove gcin 中国語用IMEの削除
asus-1234567890:/root> exit ←スーパーユーザのログアウト
/home/user> scim -d ←SCIMを有効にする
ターミナルを閉じて電源ボタンを押し再起動
※ここで再起動してテキスト入力画面でCtrl+Spaceを押しても,IMEは起動しません。

インターネットに接続します。
Ctrl+Alt+T ←ターミナルを起動
/home/user> sudo synaptic ←パッケージマネージャーを開く。日本語になっているはず。
左下にある4つのボタンのうち 状態(T) を押し,左上の 未インストール を押す。
右上のパッケージの中から,以下のファイル上で左クリックし,インストール指定 を選ぶ。
im-switch
scim-gtk2-immodule
scim-m17n < no need for Japanization.
scim-modules-table

scim-tables-ja
scim-uim
ツールバー中央の 適用 をクリックして選択したパッケージをインストールします。
終了したら再起動します。

FireFoxとかWord Processorとか,入力可能なアプリを立ち上げます。
入力可能な場所でCtrl+Spaceを押してみてください。



このウィンドウが出ましたか? お役に立てたなら幸いです。
※次のステップであるFullDesktopの導入は701と同じ感じでOKです。
では!