日本ハムを・・・。


若林で見た空


後楽園球場に行くと、お客さんはほとんどいないのに、私設応援団は大きな声で日ハムを応援していました。ボクもその人たちと一緒に、声を出して日ハムを応援し続けました。

人がいない分。ボクらが大声を出さなければいけない。

日ハム観戦は、喉が枯れました。

ゲーム中盤で10点くらい差をつけられて負けていても、ボクらは帰ることができません。

ボクらが帰ったら、お客さんがいなくなっちゃうから。

それくらい、ファンの少ない球団でした。

私設応援団は、試合が終わると、ボクらにビニル袋を配りました。

「自分たちが出したゴミだ。ちゃんと片付けて帰れ」。そう言われました。全てが手作り。

家族のような球団でした。


今日。日ハムは、ソフトバンクを下し、日本シリーズ出場を決めました。

栗山監督は目に涙をためていました。それを見て。

ボクも、目頭が熱くなりました。

30年間。ずっとずっとあなたを愛し続けてきてよかった。

今夜。そんな思いでいっぱいです・・・。