毎日。
ボクはファミマのチョコボールを購入する。
一日2箱。
1箱75円だから、2箱で150円。
GINの常時活動である。さてさて。
だからと言って、「どんだけ、チョコボールが好きなんだ・・・」とは、思わないで欲しい。
別にチョコボールが食べたくて、買っているわけではないのだ。
ボクが欲しいのは、チョコボールではなく、キョロちゃん缶詰だ。
金のエンジェル、銀のエンジェルが出たら、キョロちゃん缶詰がもらえる。
ところがこれが当たらない。エンジェルは、いつまでたってもあらわれないのだ。
もしかしたら・・・。
もしかしたら、ファミマは、当たらないチョコボールばかり売っているのかもしれない。
最初に当たりを全部抜き取って、ハズレばかりをボクらに売りつけているのかもしれない。
あまりに当たらない日々が続く中、ボクの中のファミマオヤジに対する猜疑心は、ずんずんと膨れ上がった。
「おのれ、ファミマオヤジ。そんな卑怯な商売をしていいのかっ!!!」
と、半分怒りに震えていた昨日の夜。
いつものように買ったチョコボールの中から。
なんと、エンジェル出現。
それは、銀(GIN)のエンジェルだった。
嬉しかった。うれしくて、天国に逝っちゃいそうなくらい、嬉しかった。
レッドツェッペリンが隣にいたら、「天国への階段」を演奏してもらいたいと思うくらい、嬉しかった。
あと4枚。あと4枚GINのエンジェルを集めたら、キョロちゃん缶詰がもらえる。
それが最近のボクにとって、最大の関心事である。
ところで。
最近、チョコボールが残る。誰か助けて欲しい