スナオにいきる。~The★マリーシア~

スナオにいきる。~The★マリーシア~

青年海外協力隊22年度1次隊青少年活動@マレーシア
 ゆっくり・のんびり・やるときゃやる!

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2012年6月末に帰国して、早いもので9カ月が経ちました。

本当に 「あっ」 という間に過ぎて、ビックリしています。


はじめの頃は日本のスピードに慣れるのに必死でした。笑





中学の頃から憧れていた青年海外協力隊。


「今しかない!」と思ったときに行って本当に良かったと思います。


マレーシアで過ごした2年間。


辛かったことはもちろん、たっくさんありましたが

今振り返ってみると、楽しかったこと嬉しかったこと感動したこと

そんな想い出ばかりがよみがえってきます。


それもこれも、

いつもそばで支えてくれた現地の友だち

マレーシア隊員、ボランティア調整員を始めとしたJICAスタッフの皆さん

世界中で奮闘し、励まし合った協力隊仲間

日本から応援してくれた家族、友人たち


みなさんの支えがあったからこそです。


本当に本当にありがとうございました。




帰国後はすぐに地元・宮城県に戻り、のんびりする間もなく仕事を始めました。


いろんなことをしていますが、簡単にいえば・・・

大学の職員として、中年層・高齢者を対象に健康教室で運動指導する仕事です。


高齢者、学生、教授の先生方などなど、多くの人と関わる今の職場ですが、

改めて人と関わることが好きだなぁ!! と感じています。






職場では震災直後から仮設住宅での健康支援活動していて、現在も継続しています。


大切な人たちのそばに居れなくてとてももどかしかった震災当時。

マレーシアにいていいのだろうかと悩んだ時期もありました。


帰国した今、そのいなかった期間の分までがんばらなきゃなと感じています。


被災地でボランティアしたいと申し出ても、受け皿がないと断られる人が多いなかで、

週3回被災地に足を運ぶことができ、実際に活動できる今の環境に感謝。


これから

大好きな宮城、東北の復興に向けて私もできる限りのことをしたいと思っています。




新年度になりました。

もうすぐ新入生がやってきます。


私もまた新たな気持ちでがんばっていこうと思います。


思いやりをもって、感謝のきもちを忘れずに。





新年度になったので、ひとまずマリーシアは今回で最終回。


時間ができたら向こうのホストファミリーや友人に会いにマレーシアにも行きたい。

そして、もっともっとこの目で世界を見てみたい。


新たな夢に向けて、スタートです。

私は帰国してからが勝負だと思っています。


こんなへんてこなブログを読んでくださっていたみなさん、ありがとうございました。


またいつかどこかでお会いしましょう!


Terima kasih banyak-banyak! Jumpa lagi!!

マレーシアでは障害者が対象のスポーツ大会がたびたび開催されていますが、

参加できるのは運動能力が高い選手ばかりです。


特に知的障害の方々はワーカーができるかできないかを決めてしまい、

スポーツに興味があっても参加させてもらえない。という現状に赴任当初からもどかしさを感じていました。


日ごろの成果を発揮する場を提供したい。


そう思って配属先に相談し、スポーツ競技会の開催にいたりました。



年齢・性別・練習時の記録に応じ、

すべての参加者がフェアな状況で自分の力を出し切れるように細かくディビショニングを行いました。


勝利を手にすることも大事ですが、自分の力を出し切ることが一番大切。



今回は参加したすべての人にメダル又はリボンの授与を行いました。


様々なハプニングもありましたが、

選手たちが一生懸命競技に打ち込む様子や表彰台にあがりガッツポーズをする様子を見て

本当に開催できて良かったなと思います。
     スナオにいきる。~The★マリーシア~

準備期間から本番まで山あり、谷ありいろんな壁にぶち当たりましたが、


そんな時支えてくれたのが現場のワーカーたち。



積極的に競技運営に携わってくれ、協力してくれました。



2年間でこのワーカーたちの言動に悩まされた時期もありましたが、

やっぱり頼りになり、安心させてくれるワーカーたち。



これからもJOCVが協力していければ、

今後のサラワク州障害者スポーツの発展にもつながってくると感じています。
     スナオにいきる。~The★マリーシア~

                     協力してくださったすべての人たちに感謝!

                       元気をくれた選手のみんなにも感謝!!

5月19日・20日


スペシャルオリンピックスのサラワク州大会がミリ市で開催された。


現在州内にあるフロアーホッケーのチームは4つ。


私もコーチの補助役として同行する予定であったが・・・

腰痛にイベントの準備で断念した。無念。



4つのチームが総当たりで戦った今大会。


なんとクチンチームは全勝優勝を決めた!!


終わった後、すぐに電話で「まり勝ったよ~」と知らせてくれた。


来年韓国で開催される世界大会に向けての大会であった。



彼らとの再会はマレーシアではなくて、韓国になるかも・・・へへへ。


 スナオにいきる。~The★マリーシア~


勝つことだけでなく、自分のベストを尽くすことに重点を置くSOの活動は本当に素晴らしいと思う。


日本に帰っても、この活動は続けていきたい。


緊張したり、心配事があると寝れない性格です。笑



ついにイベントの当日です!いろいろと準備をしてたらこんな時間です。(朝3時)



正直この2週間はすごくしんどかったですが、

前日準備でワーカーたちが積極的に動いてくれている様子を見て、なにもかもが吹っ飛んだ気持ちでした。


「こんなときはどうしたらいいかな~」とか

「これはこうした方がいいよね!」と競技の運営についてとても熱心に確認してくれて


すごく心が和んだというか、感動したというか。


明日終わったら泣くかもしれません。笑




とりあえず。


みんなが楽しめるスポーツ大会になりますように!


昨日のお話。


腰痛がひどくPDKへの巡回を断念。ワーカーにごめんなさいのメール。


その後、競技会に向けてのお仕事がたくさんあったためしぶしぶ福祉局オフィスへ。


夕方、精神的にも腰痛的にも限界に陥りながらも

美味しいもの食べて元気出そう!(単純。笑)と考えながら帰宅していると・・・


今日行くはずだったPDKのワーカーからメール。


「まり大丈夫か?マッサージ受けたら少し良くならないかな?今日の夜連れてってあげるよ!」


と心配のメールが。


そのPDKがある地域へはバスで1時間。


またバス停まで歩いて1時間もバスに乗るのは厳しすぎる。と、一旦はお断りした。

夜になったらバスないし。


そしたら今度は電話。


「そんな痛いのに明日も仕事に行けないぞ!マッサージ師連れってってあげるから待ってなさい!」

とほぼ強制的に我が家まで来てくれた。


マッサージ師というか村のおばちゃんが独学で学んだというマッサージをしてくれた。


その名も「マレーカンポン式マッサージ」 ※カンポンは村を意味します。



1時間のマッサージで良くなったかはおいておいて・・・笑






ワーカーたちの気持ちが嬉しかった。


わざわざ遠いクチンまで、しかもマッサージのおばちゃんを一緒に連れてきてくれたこと。


2年間で、私はそのPDKにあまり巡回に行けなかったし、大したこと何もできなかった。



でも彼女たちは私のことを “仲間だよ” って言ってくれる。



最近マレーシア人との関係に疲れ果ててたけど、

彼女たちみたいなあたたかい気持ちで私に接してくれるマレーシア人がいるってこと

忘れちゃいけないなって感じた日でした。