台湾の旅の続き・・・



呉さん親子のアトリエで、

今台中市内にある茶館で作品の個展をやっているから、

よかったら見に行ってみてね。


と紹介されて、『秋山堂』 を訪ねました。


呉さんの息子さんが作る作品と

違う呉さんで同じく現代台湾茶具作家の二人の個展でした。



Peru泡的茶

(呉さん息子さん作の焼水器は水の出方がきれいです。)


こちらのお店で3時間ばかり人と待ち合わせがてら

ゆっくりしました。



となりの姉妹店『春水堂』は珍珠女乃茶が有名な茶館。

そこではいろんな小皿料理を食べながらゆっくり過ごせる台湾ならではの

喫茶店です。



Peru泡的茶


でも私はそこにいく間もなく、

お店の方がとにかくお茶を淹れてくださるので、

わんこ茶なみにお茶を飲みました。



Peru泡的茶

何茶を出されたのか、もう覚えきれないくらいです。

さすが台湾のお茶屋さんサービス精神旺盛ですね。


「ちょっとこちらで人を待ち合わせがてら見ていいですか?」

と言っただけでも、

裏から裏から色々とお茶が出来てます。


お茶をこよなく愛す店員さん小P。

「あなたもお茶が好きなのね!」

とお茶意外にも、自分のお茶コレクションを出してみせてくれました。



Peru泡的茶


骨董品のかごから、

日本の錫器や純銀の湯沸かしまで見せてくれました。

凄すぎます。


今回台湾へ行ってみて思ったのは、

台湾の茶人は、日本の茶道具を収集 している方が多いということ。

だからいろんなところで日本の煎茶道具をよく見かけます。

しかもデザイン的にも形がすごくよくて、

日本ではなかなか見つけることのできない一品ばかりです。


そうか、こうして台湾や中国に流出しているのね。


日本でも煎茶器など日本茶の道具を見たことのない方が多いけれど、

台湾の方の方がよく知っているように感じました。




Peru泡的茶


(呉さん息子さんと同時に個展を開くもうひとりの呉さんの作品)





Peru泡的茶


昔ながらの泡茶法を紹介してくれました。


Peru泡的茶


『碗泡』です。


明の時代に茶壷(中国茶急須)が出来て、


今の喫茶スタイルができるまでは、


こうしてお茶をお椀で淹れていたのだよ。


と展示作品を下してレクチャーしてくれました。




店員さんも店長も優しいく、日本語も大丈夫なので、


台中へ行った際にはぜひ行ってみてくださいね。



この日は朝から夕方までに15種類ほどのお茶を


飲みました。。。


人間茶漬けです。。。



台湾旅行記つづく・・・・・