リレーフォーライフに参加してきたよ
とある方からのお誘いを受け、行ってきました。
リレーフォーライフ岡崎へ。
存在は知っていたけれど、はじめて足を運んだわ。
杏菜が小児がんになってから、こういうがんイベントに出たことが1度もないんだよね。
知らない方の為に、リレーフォーライフとはなんぞや?
リレー・フォー・ライフは、がん征圧を目指し、がん患者や家族、支援者らが夜通し交代で歩き、勇気と希望を分かち合うチャリティーイベントです。世界20カ国、国内では40カ所以上で開催され、世界中で毎年400万人以上が参加しています。BYサイトより
開会式の後、サバイバー(がん経験当事者)だけがまず歩くという。
なので、杏菜だけを列に並ばせてみたわ。
大人のサバイバーにまざって、子どもが1人。
他にも小児がんの子はいたのに、なぜかウォークするのは杏菜が1人よ。
メットライフさんの列にまざり、みんなから拍手されながら歩く杏菜。
「ちょっと照れるね」とニヤニヤしながら、それでもしっかり歩いていたわ。
漣人も歩いたし、私も歩いた。
途中、小児がん患者さんたちの会の方たちとおしゃべりしたり、
いろんなところで遊びながら、それでも歩きまくったわ。
20周以上。
1週が200~300メートルあるので、すっげ距離よ。
しかも家からも電車で行っているので、今日だけですっげ距離を歩いたわ。
歩くのが日課なぺこさんちなので、平気よ。
親の私のが先にバテて、子どもらだけで永遠に歩いて・・・
いや、走っていた。
歩くだけで、なんの意味があるのだろう
と、想う人も必ずいる。
むしろ、私だってそう思っていたし、今も密かにそんな事を思う時はある。
ちょっと前に、アイスバケツチャレンジがあった時と同じだ。
意味があるのかないのかなんか、みんな違うでしょうよ。
どれだけこのイベントに救われている人がいるのか、
そしてこのイベントの存在すら知らず、なにやってんだと思う人がいるのか
自分にとってよければ、もうそれでよいわ、今日は。
はてしなく歩いたので、帰りの電車は爆睡よ。
豊橋に着き、また歩く最中に杏菜が
「なんで歩いているのかよくわからんかったけどさぁ、それでみんな元気になるなら、いいじゃんね」
そうやって素直に正直に生きていくのが、1番だよ。
私は今日、
大人のサバイバーにまざって1人歩く杏菜が、
とっても小さく、そして大きくも見えて、なんだか泣きそうになった。