手招きまでされたのなら、行かねばなるまい。
とりあえず
『なんですかー?』とバイクでブイーっと近寄ってみた。
おっさん、おもむろに持ってた本を広げ
『あのなー、ここに書いてあるけど、
今度2009年(?)に皆既日食っつーのがあってな、太陽が隠れてな、屋久島と鹿児島でうんぬんかんぬん・・・・』
(注)今書いてるのは2006年に屋久島に行った時の話です。この頃は今のように
皆既日食に騒いでる人達は多くありませんでした。
ふむふむ。
それにしても、この話は人を呼んでまで (しかも知らない人を)わざわざしなきゃいけない話なのか?
少々呆気にとられた。
そして、この後も話は延々と続き
やっぱりここでも屋久島時間を尊重してたのですが、キリがない風だったので
『あーありがとー。すごいですよねー』と言いながら話を終わらせてその場を立ち去った。
屋久島には不思議な人も多いなーと思った。
気を取り直して、奥に進むと見えてきましたよ温泉が。
みんな外で堂々と服脱いでるし。
まぁ、長いものには巻かれておこうと、ぼくも全裸になってみた。
屋久島のおっさん達に、ぼくの立派なものをアピールしても
よかったのですが、
島の平和な空気を荒らしたくもなかったので自粛
おとなしく入浴

一緒に入ってたおじさまに撮ってもらったりして

入浴中の景色

波の音と鳥の声、それに温泉。
最高す。
ちょっとぬるめのお湯が幸いして、ゆっくり入っていられるのもよい。
平和だねー
平和・・・
しかしそんな時間が、次の瞬間に一気に緊迫した空気に見舞われた。
『おー、先生おつかれさん!』 と向こうの湯船で声がした。
先生って誰や?
そう思って呼ばれてる人を見てみると
なんと、先ほどの不思議な皆既日食おっさんだった。
つづく
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