子どもに言い聞かせることより、
‘聴いてあげる’ことをした方が、子育てはうまくいきます
子どもの気持ちや言い分を聴いてあげることで、
気持ちを受けとめてもらっている。
自分のことを気にとめてくれている。と思うので
子どもの存在が認められ、安心して親を信頼できるようになります。
これが大切なのです
例えば、
「そう、そう思ってたのね」
「~したかったんだね」と、
子どもの気持ちを尊重し受け止めてあげることはとても大切です。
そういう『安心感』があってこそ子どもの心は育っていくのですね
こんなとき、気をつけてあげて欲しいことがあります。
子どもは好奇心旺盛で、注意する力も未熟なので
危ないと知らずに行動することがありますよね。
以前、こんなことがありました。
大きな本屋さんで、2歳ぐらいの男の子がおばあちゃんに連れられていました。
おばあちゃんは、その子のお母さんに携帯で
「○○くん、いたよ~!」と連絡をとっていました。
子どもは、大きな本屋さんを探索して楽しんで戻ってきたという感じで、
お母さんとはぐれてしまって不安だったような様子ではありません。
慌てて戻ってきたお母さんは、かなり怒っていたようで
「ママのそばをどうして離れたの」と
持っていた荷物を置いて、
その子を引き寄せ、
おしりをパーン!と思いきり叩きました
おばあちゃんは「あ~あ、可哀想に。」と言ってました。
かなり離れたところまで行っていたらしくて、
お母さんは心配だったと思うのですが、
言いたいことを言うと、パーン!と叩き、
「どうして離れたの?」と子どものせいにしてしまいました
その子は怒られることに慣れていたようで、
すぐに「ごめんちゃい」と言っていました。
よくある光景なのですが、実はこのような親子のやりとりは、
子どもが親の気持ちを受け止めて
子どもが親の役割をしていることになってしまうのです。
お母さんと離れてしまったら、
‘キケンなこともある’ということを教えてあげているといいのですが、
2歳ぐらいなら手をつないであげるしかないんですよね。
もう少し大きくなると、もっと自我が強くなるので
反抗もするようになるでしょうし、もっと叩かれるようになるかもしれません。
そして、子どもの背丈が親より大きくなったら
親に暴力をふるうかもしれないので、そうなったら困りますよね
このお母さんはとっても心配したのだと思いますが、
こんなときも、子どもの様子を見て、気持ちを聴いてあげ、
見つかったときに、お母さんが心配していた気持ちや
子どもを大切に思っている気持ちを伝えて
ママから離れると危険なこともあることを教えてあげれたらいいなと思います。
本当に迷子になり、子どもが不安になっているときこそ
子どもを叱らずに不安になった気持ちを受け止めてあげることが大切なんですね。
大勢の人がいる前だと、どうしてもまわりの目が気になり、
子どものせいにして、自分を守ってしまうことがあります。
(でも、”そんな親がわるい”のではないんです。
そうなるのにも理由があります。)
親自身が小さい頃叩かれたり怒られて育つと
同じように自分の子にしてしまうことがあります。
そうして、"しつけとはそういうもの"と
ほとんど無意識にやってしまっていることが、
子どもにとったら良くないことなんですよね
子どもの気持ち(子ども自身)を大切にする関わりではないので、
「ママのそばを離れたぼくがわるい」
「ぼくって、わるい子、ダメな子なんだ」と思ってしまうんです
このような対応をすることが多かったり、
感情的になってしまうことが多いような時は、
自分自身の生育歴や、心の奥にあるかもしれない、
悲しみや苦しい気持ちに向き合うことが必要だという、
心と身体からのお知らせかもしれません
イライラが募ったら、とりあえずは深呼吸をして、その場を少し離れたり、
好きな音楽を聞いたり、好きな飲み物を飲んだりと、
自分の好きなこと、やっていて楽しいことを意識してすると、
気持ちを落ち着いてくるので、おすすめです
子どもは自分の言うことを聴いてくれる人の言うことを聞きます。
意識をして子どもの心の声を聴いてあげることで
親も子どもも成長していきます
そして、そのためにもまず、
親が自分の心の声に耳を傾けること、
心の声を話し、受け止め、共感してもらうことも大切なんですね
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