現実的には「この子をちゃんと育てていけるだろうか」と
不安になることも多いと思います。
｢よ～し、がんばるぞ! ｣と、
イイお母さんになりたい。イイお父さんになりたい。
キチンとした親になりたい。
と思うこともあると思うのですが、
子どもは、大人との関係の間で育っていくので、
大人の一方的な思いを満たそうとするより、
子どもから 好かれる親になった方が 親子関係はうまくいきます
そして、子どもが健全に育ち、幸せな親になれます
ここでの‘子どもから好かれる’というのは‥
子どもの言うことをきいて何でも買ってあげるとか、
親ができないことまで がんばってやってあげるとか、
そういう意味ではなくて
【子どもの気持ちを汲んであげる】ということです
｢これがやりたかったのね｣
「そう、イヤだったんだね」
「くやしかったね」とか
その時の子どもの気持ちに共感してあげることで、
‘お母さんはわたしの気持ちをわかってくれる’ と、安心します。
この安心感が、生きていく中でとっても大切なのです
子どもが幼稚園や学校の先生に叱られてきたとき、
先生と同じように 家でも「それはあなたが悪い!」
な～んて言ってしまいそうになるのですが、
まずは、やさしく「そう～」と言うだけでもいいし、
「そんなに怒られたらイヤだったでしょう」と、
子どもの気持ちになってあげると良いです。
子どもが親に安心感を持ち、自分の味方だと思えると
親に言えなかった気持ちも話せるようになります。
「こうする方がいいんだ」と頭ではわかっていても
｢なんでそんなことするの!｣とイライラしてしまうものなので、
すぐにはできなくても、演技をして練習するとできるようになります
人に迷惑をかけないように、先生に叱られないようにと、
厳しく言い聞かせなくても大丈夫です。
安心感から信頼感を持つようになるので
子どもがそう思ってくれるような親になりたいですよね
まずは、親自身が子どもの気持ちに寄り添える状態にしておくことが大切です。
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