【キャリア再開発の順序1-10考える(教職の弱み)】 | 教師の転職相談室

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【キャリア再開発の順序1-10考える(教職の弱み)】


こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。


昨日は「素直さ」が幸せをゲットする条件であることをお伝えしました。

大げさなお話ではなくて、「チャンスを逃がさない!」ということです。

知識を広げることで、損をする確率が圧倒的に小さくなりますからね。

特に、有益な情報を逃がさないことを意識していただきたいと思います。




本日は世間一般に言われている教師の弱みを考えておきます。

「教育界」が他の業界からどう見えているのか、把握しておきましょう。

もし企業への転職をお考えなら、誤解を解く対策が必要となりますので。


【世間一般(特に実業界)からの教育界へのイメージ】

・視野が狭い
 自分の専門分野のことしか考えず、組織全体のことを考えていない。

・向上心が低い
 自ら課題を発見しようとせず、言われたことしかやろうとしない。

・指示待ち族である
 自己判断できず、命令がなければ動けない(または、動こうとしない)。

・融通が利かない
 頭が固く柔軟な思考ができないため、自分の都合に物事を引き寄せようとする。

・自己主張がニガテ
 極端にまちがいを恐れるため、思い切った思考や行動ができない。

・協調性がない
 自分の専門分野と専門知識に固執するため、集団への寄与は言葉だけ。

・肩書きに弱い
 「教師」の肩書きへの自己プライドもそうだが、教育委員会や省庁への恐怖心がある。

・接客ができない
 名刺の受け渡しや顧客対応など、基本的なビジネスマナーが定着していない。

・顧客意識がない
 「給料は学校から出ている」と考え、顧客が「投資」してくれていることに気付かない。

・行動の効率が悪い
 利潤を追求した経験がなく、こだわりを優先し、ムダなコストや時間をかけてしまう。

・自己投資する気概がない
 いつも無料のプログラムに慣れてしまっており、自己投資の本当の意義に気付いていない。


教育界の外からはこうした目で見られている可能性がある・・・・怖いことですね。

もし思い当たるものがあれば、早めに対策を立てたいところです。

企業への転職の場合、上記のような誤解を解く必要があるかもしれません。

(私自身、企業の面接ではいろいろな誤解に接してきました)




大切なのは、自己成長に真剣にコミットしている姿勢を示すこと。

自己キャリアの開発に真剣な人物であると理解してもらうことです。

そして「この人なら組織の利益につながる」と信じてもらうことです。


「安全なキャリアづくり」を考える時、魅せ方や伝え方がとても重要になります。

それは表現ノウハウの問題以前に、自己認識の段階で深い意味を持つことになるのです。

どこまで自分を掘り下げ、表現に活用できる要素を集積しておけるか、ということです。

私はその要素の抽出方法と、それを表現に活用する方法を広くお伝えしています。




教師のキャリア転換は、主に4つの方向性を持っています。

1.現在の職場で勤務を継続(休職からの復帰を含む)

2.他の学校に移る(おもに私立校への転任)

3.教育界から実業界への転職(企業勤務)

4.独立起業して自営業となる


人それぞれ、タイミングや能力・持ち味によって答えは違います。

公立学校では、同じ自治体内に転任しても状況改善されないこともあります。

また私立学校では、学校ごとに独自の文化・風土を有しています。

企業もまた、業界が同じでも会社ごとにまったく違う文化・風土となります。


4つの選択肢の中から、自分が納得できる進路を決めなくてはなりません。

さまざまな要件と掘り起こされた自分自身とを掛け合わせて答えを決めます。

自分自身の掘り起こしがもし不十分だったら・・・・。


決めるべき進路を誤り、また後悔を呼び込む危険性はないでしょうか。

どこまで深く、正確に、まちがいなく自分自身を掘り起こしておけるか。

このことが自分の将来を正しい方向に導く絶対条件ですね。

冷静に、深く、自分自身のことを把握する方法を手に入れてくださいね。




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Mail:info@officemuteki.com

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