カツマーを受け。保険を考える。

日本人の死亡確率 
30歳 0.3%
60歳 8%
70歳 22%
80歳 50%

25歳から終身保険1000万円貯蓄型にはいると、だいたい月々14000円強の拠出。
保険に入らず同額を年率2%で運用すると、70歳くらいに保険と同額になる。

30歳で加入する掛け捨て1000万だと月額4000円の拠出。
しかし保障は80歳まででそれ以降だと全く出ない。80歳の時点で同額を2%運用すると541万。

掛け捨て医療保険のばあいはどーか。

入院手当1日5000円 通算支払限度日数1000日
男性30歳 60歳払い済
月額2270円

60歳までに817200円払うことになる。
5000円で割ると163日入院しないと元が取れない。
30歳男性が69歳までに入院する確率は1%。。。。
30年分の入院日数×入院確率=期待値累積8日
⇒60歳までの2%運用益は287,874円。これは入院手当57月分だ。


普通に考えると保険はかなり変な商品だな。
ロジカル投資としてに考えるとほぼメリットは無い。
保険掛ける金あったら貯金したほうがはるかに有利だし柔軟であることは明らか。

社会人になった瞬間に横並びに一斉に加入させられる慣習はなんとも日本人に合う。
だから日本は世界でも突出した保険加入率になるんだねえ。

まあ、貯金は苦手な人とか個人の色々なユニーク要素はあるけど、金融商品としての側面から保険を考えると無しな商品ですな。


最近横文字の保険会社とか増えているし、知人にもそういった会社に転職する人が増えている。

損保は分かるが生保は情緒による部分が大きい商品。詐欺師まがいなことはやめてほしいものです。

ちなみに積極的な投資家に生命保険加入している人はおそらく皆無でしょう。

私は今は無き有利な変額保険に若いころ加入し、投資先ポートフォリオを自己管理している。債権に移動するの遅くてちょい損だしたけど。


そういえば平均死亡率や入院日数平均とかを保険営業から聞いたことねえな。3大疾病の話ばかりで。

自分で勉強し判断するしか防衛はなさそうです。