ゆっくり食べてダイエット

このシリーズでは、最近海外で登場しているダイエットについて紹介してみたいと思います。今回は名前が付いているというわけではないのですが、ダイエット効果があると言うことでこれを紹介したいと思います。

ねこへびゆっくり食べる事がダイエットにつながる

もしあなたがホリデーシーズンに体重の増加を気にしているのであれば、ゆっくり食べることを検討してみましょう。そうすることで食べる量が減るという研究結果が出ています。

ダイエットの達人たちは長い間この方法を強く勧めてきました。そして今、ロードアイランド大学の栄養学者はそれを裏付けるデータを発表しています。

その研究は、標準体重の30人の女子学生を使って行われました。そして彼女たちには2回に渡って、巨大なトマトソースのパスタ・パルメザンチーズそして1杯の水をランチとして出されました。

彼女たちには満腹感を感じられるまで食べるように依頼しつつ、さらに1回目のランチでは出来る限り早く食べてもらうよう依頼しました。そして後日行われた2回目のランチでは逆にゆっくり食べるように依頼し、噛んでいる間はスプーンをテーブルの上に置くよう指示しました。

ビックリマークゆっくり食べた方が摂取カロリーは少ない

さて、その実験結果はと言うと、

● 早く食べた場合、女子学生たちは約9分間で646キロカロリーを摂取した

● ゆっくり食べた場合、約29分間かけて平均579キロカロリーにとどまった

つまり、早く食べた場合は満腹を感じるまでに67キロカロリー余計に摂取したと言うことが分かります。たかだか67キロカロリーではないか、と思うかもしれません。ですが、これは1食についての差です。1日に3食食べると言うことを考慮すると、1日に200キロカロリー以上の差が出ます。これは無視できない差となるでしょう。

さらに、早く食べた場合、彼女たちは十分に満足できなかったと答えています。逆にゆっくりおしゃべりしながら食べた方がより楽しめたとも答えています。

これは別に驚くことではありません。ゆっくり食べている間、彼女たちはたくさんの水を飲んでいました。現在研究者たちはこれが満腹感を得る要因となっているかについて検証を行っています。

リンゴ食事を楽しみましょう

休日中にカロリー過多にならないようにするための秘訣は、ゆっくりとそして食事をもっと楽しむことです。

噛んでいる間はフォークを置いて、会話に時間を取りましょう。食事に時間をかける事です。

しかし、ペンシルバニア大学の栄養学のバーバラ・ロールス教授は中断を挟みながら食事をすると逆に食べる総量は増えるという調査結果もあると反論しています。なので、この方法はゆっくりと食べるだけでなく、料理を味わいつつ見た目を楽しむ事も重要だと述べています。

満足感を得るには時間がかかるものです。食事に1時間ほどかけるときっと満足できるでしょう。

ハロウィンスローフードがダイエットにもつながります

とかく日本人は早食いが芸の一つとして認識されています。ですが、ゆっくり食べること、そして食事を楽しむこと自体がダイエットに効果があるとあらば、それは素晴らしい事だと思いませんか?
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それではまた。

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