クリスティアン・キヴ Cristian Eugen Chivu 1980年10月16日 -
ルーマニアを代表するサッカー選手。本職はセンターバックでありながら、チーム状況に応じ、中盤やサイドバックでも本職としている選手以上のクオリティを発揮し、チームの弱点となっているポジションを見事に補うユーティリティプレイヤー。
またキック精度も非常に高く、フリーキックでは得点を狙うことも出来る。
1996年にルーマニアのCSMレシツァでデビュー。その後、ルーマニアのビッグクラブであるウニヴェルシタテア・クライオヴァを経て、オランダのアーセナルでプレー。ここでは後にインテルで一緒にプレーすることになるイブラヒモビッチやスナイデルといった選手も当時所属しており、キヴ自身も傑出したパフォーマンスを披露し、「マルディーニの再来」との評価を得る。
その後はイタリアのASローマへ移籍し、2007年にインテルへ移籍。
インテル移籍後は主に中盤やサイドバックでプレイし、インテル黄金時代に貢献。
2010年に頭蓋骨を負傷し、現在はヘッドギアを着用しながらプレーしている。
上記の怪我により、一時期はスランプに陥ったもの、チームメイトの支えもあり、現在は復調している。
2011年にインテル移籍を果たした長友佑都やラノッキアにスタメンは譲っているものの、出場機会の少なさに不満は漏らさず、チームを盛り上げ、2012年10月現在のインテルにおいても不可欠な存在である。