声楽の師匠曰く
イタリアでコンサートを聴きに行くと
お客さんが楽譜持参で飛び入り参加し
十八番の歌を歌う なんてことが
ごくふつーによくあるらしいです。
いわゆるSIT IN ってやつですね。
そのへんの床屋のおじさん達とかが
ボロボロの楽譜持ってきて
日本に来たらそこそこ
ソロとれちゃいそうなハイレベルの歌声を
飛び入りで当たり前みたく披露するとか。
ウィーンあたりの音楽系ドキュメント観たときも
コンサートひとつとっても
個人宅でのサロン、カフェ、ホール、道端など
音楽のプロだけじゃなくて
一般の人々への音楽の根付き方が
やっぱさすがだなーって思いましたね。
日本もそうなるといいなーとの願いを
こめた(にちがいない)師匠が
その飛び入りスタイルを取り入れたのが
ミラノ式コンサート(師匠命名)だそうです。
声楽のプロとか、セミプロとか、
趣味で長年ずーっと続けてますとか
声楽経験なんかなくても
歌が好きならそれでよくて。
じぶんの声を好きになりたいなーとか
自己表現してみたいなーとかいうひとにも
これナイスなシステムです
歌も楽譜があるようなものなら
クラシックじゃなくてもいいのですよ。
この歌覚えて歌いたいな~~と
思ってるのがあったらぜひ覚えてきて
歌ってみません?
もちろん、ひとりじゃなくて
誰かといっしょに歌うのでもいいと思うよ
このご縁に感謝をこめて。
ぱよこ@Sound Key Master