ブライアン・ウィルソンの「SMiLE」ツアー。
ベース氏と一緒に見に行った。僕はそのために会社を休んだ(体調、精神を整えるため?)。ステージは、大編成による「SMiLE」の再現だけでなく、ロックバンドによるお馴染みのサーフィン&ホットロッド、アコースティック小編成によるセンチメンタルな曲。興奮して奇声を発する二人。その感動は、僕らに新ユニット結成を決断させるのに十分だった。これが 2005年 1月31日のこと。
その日の夜から毎日のようにメールのやり取りをし、どの曲をやる? コード進行は? パートはどう振り分ける? などの相談をする。5人編成のビーチボーイズを 2人でやるイメージを掴むために、ギター&ベース、ヴォーカル×2 の 4パートによるデモバージョンも作ってみた。そして、スタジオ入りしたのは、ブライアンの「SMiLE」ツアーから僅か 2週間、 2月13日のこと。ビーチボーイズへの情熱もさることながら、このフットワークの良さ(メールワークの良さ?)が、ユニット結成の原動力だったかも知れない。
さて、グループ名「P&B」とは?
ロックのみならず、ポピュラーミュージック史を塗り替えた とも言われる、ビートルズの Paul McCartney、ビーチボーイズの Brian Wilson。この二人の天才メロディメーカー Paul の「P」、Brian の「B」を頂戴したのだ。若い世代には「修二と彰」みたいなもの と言えば分かるかな? やっぱり、混乱を招くだけか?
もともと、僕は「Paul_Mazinger」と名乗っていたこともあり、相棒のベース氏は「Brian SOHDA」と名乗ることにした。これで、「P&B」が僕ら二人を表すことにもなった。
P&B の 1stライヴは、ビーチボーイズからイメージする真夏ではなく、初夏 2005年 5月末。お揃いの ストライプシャツで登場。
つづく
まじんがぁ~