チャムがどんなにかわいいかについて | 週刊ライナー、チャム、クリスとジル

週刊ライナー、チャム、クリスとジル

ライナーとチャム、そしてジルは、たくさんのかたの助けで私たちの家族になりました。そして、わが家は、犬まみれの日々です。

訪問ありがとうございます。

ご無沙汰しています。

世間は、ゴールデンウィーク。
お休みできるかたも、お仕事のかたも、新緑の季節をここちよくお過ごしのことと思います。

御殿場多頭出身で、現在は、ハルコさんのお宅で過ごしているひかるくん。
びびりっぷりが、保護当初のチャムそっくりとのことでした。

そこで、保護から1年半、わが家に来てまもなく1年になるチャムが、今や、どんなにいい子でかわいくて、すばらしい家庭犬になっているかをお話しします。

チャムは、とても恥ずかしがり屋なので、こぼれんばかりの笑顔も、カメラを向けたとたんに消えます。ですので、なかなか、写真が撮れません。

ですので、おもに、文章で。

1年前の4月6日、Goさんの御殿場の譲渡会で、初めてチャムに会いました。
ケージの中で、首を180度曲げてうなだれている様子が愛おしく、そのまま連れて帰りたい衝動に駆られました。

当時、ライナーのフィラリア吊り出し手術を10日後に控え、当面の安静も必要で、もちろん、治癒のメドも立っていませんでした。同じくフィラリア感染症を患うチャムに同じ治療をしてやれるだろうか、その後、それを自問し続けていました。

治療のメドが立った6月、思い切って、預かりを申し出ました。1か月間預からせていただいて、里親希望者さんが現れなかったときには、里親に名乗り出るつもりでした。

預かったチャムは、ひきこもり、マーキング、びびり、その他もろもろ、想像通り、大変でした。小山の子たちのことを知らない未知のどなたかに「この子を全力で愛してください」とお願いするのは、おそらく難しい、ならば、私がこの子を全力で愛そうと思い、1週間目に里親にしてくださいとお願いしました。

その後、今日まで、毎日、毎日、「この子を引き取らせてもらって、本当によかった、ありがとうございます」と思っています。

ようやく、本題です。

チャムのかわいさ、いい子ぶり、その1 朝編。

・クリスに起こされ、私が起きると、「うぉおおおん」と喜びます。
・チャムの方にかがみ込むと、私の口をペロペロなめて、キスしてくれます。それで、毎朝、キスしています。クリスがやきもち焼いて、邪魔します。
・朝ごはんができると、飛び跳ねて、喜びます。
・朝ごはんが終わると、夫が起きるのを、寝室の前で、座って待ちます。
・夫が着替えを始めると、嬉しくて「うぉおおおん」。周りを飛び跳ね、散歩をせがんで「うぉおおおん」。夫と一緒に、階段を飛ぶようにかけ下りて「うぉおおおん」。庭を走り回って「うぉおおおん」。夫が出て来るのを扉の前で待って、「うぉおおおん」。表に出る木戸の前に待機して、「うぉおおおん」。そして、リードを付けてもらうのを待ちます。
・ディーゼル車、電車には、かなり、びびりますが、それでも、ずいぶん、落ち着いて散歩できるようになりました。しっぽをピンと立てて歩くと、とても、かっこいいです。

散歩中、公園で。



頭をなでられるのも、好き。



チャムのいい子ぶり その2 マーキング編

あんなに激しかった室内のマーキングが、ほとんど、なくなりました。
本犬が、衝動を抑えてくれている努力のたまものと思います。すばらしいです。

なお、お散歩中は、かっこよく、足を上げて、誰よりも高く、おしっこを飛ばしてます。

チャムのかわいさ その3 おやつおねだり編

私が不在、夫は在宅で仕事の日。
犬たちは、おもに、2階のリビングや寝室で過ごし、夫は、階下の自室にいます。
クリスは、階段を降りられませんが、ライナーとチャムは、自在に1階と2階を行き来できます。

チャムは、ときどき、降りてきて、夫の部屋をのぞく。
扉(引き戸です)が開いていると、のぞきながらしっぽを振る。
扉が閉まっていると、外で「キューンキューン」。キューンキューン言わなくても、夫は、足音でわかるのですが。
そんなチャムは、あまりにもかわいすぎるため、夫は、「おやつのおねだり」と理解して、買い置いて、自室にストックしている鹿肉ジャーキーを持って2階に上がり、3頭に。3頭は大喜びで食べる。夫は、コーヒータイム。
こんなことを、午前、午後、2回ずつくらい、繰り返しているようです。

ライナーの肥満をかかりつけ獣医さんに指摘され、ゆるやかなダイエットを指示されました。おやつも大きさ半分だね。

チャムの忠犬ぶり その4 お母さん帰宅編

ガレージが開く音で帰宅を察知。
家に入ったとたん、「うぉおおおん」「キューンキューン」が聞こえます。
3頭で、ガラス戸の前でしっぽを振って、待っていてくれます。

これが、幸せでなくて、なにが、幸せか、と、思います。
いそいそと、犬たちのお夕飯を作ります。

御殿場の7頭のことは、小山の子たちにかぶって、本当に気になります。
とりわけ、秋田犬君がライナーにかぶっていました。無事、里親さんが決まり、ほっとしています。
「引き取ります」と言ってしまいそうになりますが、すると、わが家が多頭崩壊になりますので、そんなことも、簡単にはできません。

残る4頭、里親さんが見つかりますように。とくに、飼い主さんのお宅に犬だけで残されることになる2頭に、一日も早く、里親さんが見つかりますよう、心から祈っています。