つどいの広場 20組

今年度から他の子育て施設のベビーマッサージが減ったせいか、それとも新しいマンションが次々と建ち、赤ちゃんのいるお家が増えたのか、赤ちゃんエリア(つどいの広場は畳敷きの赤ちゃんエリアと歩けるお子さんのエリアが完全に区切られている)にみっちりでした


ベビーマッサージ月齢のお子さんをお持ちのママ達の悩みに多いのは離乳食。
この離乳食については、厚生労働省の指針もおおよそ10年ごとに変化している感じです。

高校生の上の子の赤ちゃん時代は「離乳準備食」なるものが存在し、果汁や麦茶、野菜スープなどを「慣らし」として4ヶ月頃からあげましょう、という指導でした。
6年後、下の子(現在小4)の頃になると「母乳やミルク以外のものは6ヶ月になるまで与えるのはやめましょう」と変わっていました。

これは2000年頃のアメリカ小児科学会の指導からきているのですが、そのアメリカでは2008年頃から「厳密に6ヶ月じゃなくてもいい。発達をみて、その前であっても時期がきたら与えましょう」になってきていますが、日本はまだこの考え方を広める途中といったところでしょうか。


そのため、悩んでしまうママ達がでてきています。
6ヶ月なの?その前なの??いったい何ヶ月から???

離乳食を開始するには、以下のようなサインがあると言われています。ご存知の方も多いですよね。
「人が食べてる様子を見て、つい口が動いてしまう」「同じく、よだれが出てくる」「食べ物に手を伸ばしてくる」


実は発達という点では、前兆というのもあります。

「指、手、こぶしを口の中に入れたりしてえずく(オェッっとなっている)」
「母乳やミルクしか飲んでないのに、なぜか便秘をしていた」

これはあくまでも「前兆」であって、この反応=即、離乳食という意味ではありません。

1つ目の場合、固形物(離乳食)が入ってきても誤嚥を起こさないような機能が出来つつある。
2つ目の場合、腸が次のステップに発達途中である。

こういった発達を経て、やがて食事に興味を持つようになったら離乳食を「ちょっと試してみようかな?」で開始すればよいかと思います。


育児はマニュアル通りにいかないもの。
違う目線をもつきっかけ程度に育児情報を読むのは構いませんが、その情報を書いてる人(私も含め)はあなたのお子さんの事は知りません。
一番そばにいて、いつも見ている自分の感覚を大切にしてみてくださいね


それでも悩むママにはこれ
「アメリカ式・正しい赤ちゃんの育て方」
http://matome.naver.jp/odai/2135361007682119901

上の子が爆笑しながら教えてくれました