第三話 遠すぎた街 | ツ チ ノ コ  ク ラ ブ

ツ チ ノ コ  ク ラ ブ

ツチノコを捕まえたら連れてきてくれ!



絶対食べたりするんじゃないぞ!


前回のまでのあらすじ

ローマを滅ぼす戦争を仕掛けたら、ローマが隣のズールーに土下座したよ
結果、ロシアはズールーとローマの2か国と戦争をすることになりました

いくらもらったんだい?
今更助けても彼が滅ぶのは目に見えてますよ

キミと違って制圧した領土の統治だってやらなきゃいけないんだよ

さすがに連戦は辛いのでローマをさっさと滅ぼして、講和しよう


というわけで




楽しい総攻撃タイム


思い出せば、君との思いで

領土を圧迫してきたし、宝石を無償で差し出せと言ってきたね


でも、そんなことも、この光景を見れば僕は君を許せるよ


そして・・・

ローマが滅亡しました


さよならローマ

ありがとうローマ




さっさと講和だ
お前の守るべきだった国はもうねぇんだよ

仲よくしよう?



なん・・・・だと・・・・・


そっか

それが君の答えか


それじゃあ

死ぬしかないな ズールー



ここに「マーケット平原作戦」が開始される

内容は
北にある制圧したローマの街、ネアポリスからと南からの敵首都同時攻撃である


北方はほぼ一本道だが、問題は南方である

南方には複数の都市があり、大まかに二通りの攻撃ルートが存在する


平野ルートには大きな川が流れており、
これをうまく使えば相手からの攻撃を防御できる

海岸ルートは街の規模が大きく海に面しているため、
制圧できれば敵の交易網に打撃が与えられる

今回は海岸ルートを取る


作戦開始

北軍が進撃を開始する



攻撃は成功
北と南の街を手に入れることに成功した


が、敵は北軍に対して総反撃を開始した


これにより北軍は壊滅
北の前線は総崩れとなり、挟撃作戦は事実上不可能となる

さらに南の街は敵の文化圏に大きく侵されており、
制圧してもロクに機能せず、維持費だけがかさむ失敗都市だよ

これ以上の戦争は不可能と判断
制圧した南の町を解放することを条件に講和


人が死んだだけの戦いだった

だが、これで終わりじゃない
国力を蓄え、ズールーに対してレコンキスタを行う

国力を蓄える方法、それは

ロシア赤化


国有化、すなわち共産主義体制への移行である



つづく