こんにちは、あやめです。




本日は、「モロゾフ 歴史」です。


「モロゾフ」は、1931年にロシア系のモロゾフさんが、チョコレートショップとして開店しました。




その後、神戸の材木商だった葛野さんが、出資をうけて、「神戸モロゾフ製菓」を立ち上げました。






年月を経るうちに、カスタードプリンやクリームチーズケーキが評判になり、モロゾフの看板商品になになっていき、洋菓子店として確立していく「神戸モロゾフ製菓」。




しかし、葛野さんがモロゾフ一家に会計帳簿を見せないという問題発生…。



モロゾフ一家は不審をいただくようになり、葛野さんとの間に確執が生まれていきました。




この問題は、裁判にまでもつれ込み、結果は「神戸モロゾフ製菓」からモロゾフ一家が追い出されるかたちに。




また、「神戸モロゾフ製菓」に類似した商品は販売してはいけないこと、同様の事業をしてはいけないことを条件にされてしまいました。




…条件を飲まなければ、ロシアに強制送還するといわれ、日本語もあまり上手でなかったために、戦うこともできずに条件をのむことしかできなかったようです。




ですので、今の「モロゾフ」は、葛野さんがそのまま社長になった「モロゾフ」です。




その後、様々な障害を経て、戦後、「コスモポリタン製菓」を開業し、日本のバレンタイン文化を導入したお菓子屋さんの一つといわれています。



残念ながら2008年に閉店してしまっています。


もっとはやく気づいていたなら、行ってみたかったです。





歴史を知ると、感じるものも違いますね。







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