お餅の食べ方
今日は岩手県に。
岩手県の一関には今も続く「餅文化」があります。
お餅。
皆さん最近、お餅を食べましたか?
普段の食卓になかなかあがらなくなっているように思えるのですが、
お餅はパクッと手軽に食べられて、力のもとになるエネルギー源です!
一関の餅文化は、つきたてのお餅に季節ごとの「あん」を絡めて頂く食べ方です。
季節ごとに、大根おろしやキノコ、枝豆、ゴマ、くるみなどのあんを絡めていくつものレパートリーができます。
ずんだ餅も実は餅文化のなかで、“ずんだあん”1つが際立って残ったものだったのです。
写真のように色々なあんの餅が並んだら、まずはあんこのお餅から!
昔から、お餅はお祝いの席にも欠かせないお食事で、食べ方にも作法がありました!
あんこのお餅から食べ、そこにいる全員が食べ終わってからでないと次のお餅は食べてはいけなかったり、おかわり出来るのは、あんこのお餅とお椀のお餅だけ。
あんこのお餅はいわば「ご飯」代わり。なのでおかわり自由!
お椀も汁をたくさん作ってあるのでおかわり自由!
他のお餅は季節ごとに変わり、その日に人数分しか作らないのでおかわりできないのです。
気軽に食べられるお餅もあり、伝統的な食としてのお餅もあり、生活と昔から続く餅文化は今も近くに存在する事をとても感じました!