企業が使用していない休眠特許を活用して、日本経済を活性化する、という特許流通事業というのが、一昨年まで10年間行われてきました。

それは特許流通を専門に担当する、特許流通アドバイザーというのを国が雇用し、県や大学、TLOに派遣するという事業でした。

しかし、事業仕分けにひっかかって、一昨年で終了してしまいました。

一説には3000億円位の経済効果をもたらす非常に有益な事業だったのですが、どういうわけか仕分けを嫌って止めてしまったようです。

しかし、今こそ特許流通アドバイザーのような存在が必要な気もします。というのも、様々な会社が不要となった特許を処分しようとしているからです。

業界によっては大幅赤字に陥っており、特許の維持費用も少なくなっている会社も多いです。

そういう場合に、単に特許を放棄するのではなく、何等かの形でキャッシュが回収できた方がいいに決まっています。

一昨年まではそれを特許流通アドバイザーが担ってきましたが、今はそういう存在がないので、弁理士等がその役割を担ってもいいのではないかと思います。

私自身も特許流通の経験が長いので、この事業を立ち上げたいと考えています。

もしご興味のある企業、大学、個人の方がおられればご連絡下さい。アメブロをやっておられる方はメッセージかコメントでお願いします。

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特許出願と特許流通