発明をする場合、それに先立って発見をすることも多いです。その発見に基づく原理を応用した新製品を開発するような場合です。


そして、その発見は、研究アイデアから始まります。


つまり、何か、論文を読んだり、人の発表を聞いたりしてヒントを得て、新しい研究テーマを考えます。


そしてその仮説を証明する実験計画を立てます。


それにしたがって研究をして、仮説どおりだったら、大発見になることもあります。


しかし、それが外れた場合でも、実はもっと大きな発見につながることもあります。失敗実験から田中耕一さん(島津製作所フェロー)はタンパク質の構造解析のMSを発明しました。通常よりも高濃度の溶液を使ったらうまくタンパク質が飛ぶようになったそうです。


そういう意味で、研究計画と仮説が当たっても外れても発見、発明のチャンスはありえます。


アイデア発想、発明、発見の出てくる過程を研究し、より効率よく優れた発明、発見が出てくるようにできれば、と考えています。


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