昨夜の晩ご飯のこと。
ここは、私がひとりで晩ご飯を食べにいく数少ないお店。
繁忙期が明けてからずっと機会をうかがっていたのにもう9月
3週間くらい前に予約をしてからも
行けなくなるかもしれない可能性がちょっぴりあったので
どきどきしていました
いつもは時間ぴったりに着くことが多くて
ちかくのコインパーキングを利用するのですが、
今日は余裕をもって家を出られたからヨーカドーに停めて歩きました
毎回、注文している”お肉+いちじくのサラダ”よりも
お魚を使ったメニューに目がいってしまい・・・
お肉のメニューも確認したけれど・・・
鰆とパクチー、赤玉ねぎのマリネ
すっごい厚みです
パンも注文
こちらのバゲット、好みなんですよね~
いままで加工されたパクチーしか食べていなかったから
初めての生パクチーでした。
スライスアーモンドの香ばしさもあってか、
クセがあるといえばあるけど大したことなくって難なくクリア
やっぱり私には、克服済みの春菊のほうがよっぽど・・・
そしてパクチーや、酸味をふくんでシャキとろっとした赤玉ねぎにくらべると、
どうしてもパンチの弱い白身魚の鰆ですけれど、
これだけの厚み&かるく炙ってあって噛みしめるほどに旨みが
サンマの文字に心躍ってしまい2皿目はサンマのパンツァネッラ
黒板を見た瞬間、わからない横文字に見栄などはらず、
「パンツァネッラってなんですか」
とたずねると、
「パンをつかったサラダで、キュウリやパプリカなどを刻んで
マリネしたサンマと混ぜたものです」
あとで隣に座られたお客様も同じ質問をしていて、
ちょっとホッ
ソースを吸ってすこしやわらかくなったパンと
シャキシャキの野菜たち&ゆで卵だけでも十分にボリュームがあります。
そして中にもた~っぷり隠れたサンマがもう・・・
カウンターの下で足がジタバタしそうな美味しさっ
一人できたときは、どのお料理も「少なめ」でお願いしますが、
これは一人分たべれば良かった~
主食はリゾットを優先するところですが、
どう~しても好奇心に勝てなくて
ストラッティナーティ、ズッキーニとミントのソースを
これまた分からなくって「ストラッティナーティ」をおたずねすると、
もえーるさん(シェフの奥様)が親指と人差し指で輪っかをつくり、
「これくらいのパスタでつくる、温かいメニューです」
ミントのソースという言葉から冷製パスタを連想したのですが、
まだまだ修行(?)が足りません~
目の前で調理されるようすを見ていると、
かなりニンニクを使っているかんじで
普段たべない私としてはちょっとドキドキしたものの、
これまでの美味しい出会いを思い出してウキウキと待つことに
だんだんと予約のお客様で店内がにぎわってきて、
色んなお料理が運ばれていくのを眺めているだけでも楽しいから
カウンターって好きです
最後にチーズをけずって完成~
にんにく&ミントという初のコンビだったのと、
デジカメのレンズが曇るアツアツっぷりに一口目は慎重に・・・。
見た目よりも弾力のあるもっちもちのパスタと
ズッキーニのシャクシャクとした食感とともに、
にんにくの風味がほわっと広がり、
そこへ熱でやわらいだミントの清涼感とまろやかなチーズが合流
小さく割ったにんにくも、ぽくぽくとして
だからどうなの、って・・・美味です、美味
さて、普段の食事量からすると腹6分目というところ。
やっぱり”お肉+イチジクのサラダ”をいただこうか迷いつつ、
黒板には書かれていないデザートメニューをきいてみると、
「ティラミス、栗のパンナコッタ、ピスタチオのチーズケーキ、
黒糖のカタラーナです」
「え・・・2つ食べたい・・・っ」
思わずうめいた私に、
「両方を少しずつというのも出来ますよ」
ということで、栗のパンナコッタと
ピスタチオのチーズケーキなり~
よくある、プリンにちかい”とぅるん”とした食感ではなく、
どちらかというとムースのような”もったり”とした口あたりで
かなりの満足感
栗のうまみといい、ほろ苦なカラメルといい・・・シアワセ・・・
そして、かなりの期待値で頬張ったピスタチオのチーズケーキ
こちらも一口目から、きっちりバッチリとピスタチオが主張
「ピスタチオの~」と名乗っていながら、
捜索願を出したくなるほど存在感のない商品が多いなか嬉しいの一言
これは・・・3人分くらいいただきたかったです
ああ、でもカタラーナも食べたかった~
【ワイン食堂Bacco(バッコ)】
岡山県岡山市北区平和町3-29
コートコンドールビル1F
TEL:086-224-2607
OPEN/17:00 CLOSE/24:00
日曜定休
※早めの予約をおすすめします※