第3回目は「きほんのマドレーヌ」です。
フランス発祥のバターたっぷりの焼菓子で、貝殻の形をしたものが有名です。
今回は便利な紙型を使って焼き上げます。
イギリス生まれのパウンドケーキと似ていますが、溶かしバターを使うのが違いです。
また、はちみつでコクを出したり、レモンの風味をプラスする場合もあります。
フィナンシェとの違いは、フィナンシェは卵白のみを使うのがポピュラーなのに対して、
マドレーヌは全卵を使います。
このレシピは
ペットカップ底径60mm（茶無地）を使用しています。
■材料＜10個分＞
小麦粉 60ｇ / 砂糖 60ｇ / 塩 ひとつまみ / ベーキングパウダー 小さじ1/2 /
無塩バター 60ｇ / 卵（全卵） 60ｇ /
はちみつ 15ｇ / バニラエッセンス 少々 / 生クリーム 小さじ2
■下準備
・小麦粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・卵は室温に戻して、よく溶いておく
・オーブンを200度にあたためておく
・バターを湯せんにかけ、溶かしバターにしておく
■作り方
１．よく溶いた卵にはちみつを加え、よく混ぜる。
２．ふるっておいた粉類のセンターを空け、(1)を流し入れ、さっくりと混ぜる。
３．(2)に溶かしバターを加え、ツヤが出るまで混ぜる。
４．(3)に生クリーム、バニラエッセンスを加えて、さっと混ぜる。
ラップをして、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
５．(4)を絞り袋に流し入れ、カップの8分目まで入れる。
６．200度のオーブンで約5分焼き、180度に下げて約10分焼く。
竹串を刺して、生地がついてこなければ、焼きあがり。
すぐにオーブンから出し、クーラーにのせて冷ます。
■ポイント
☆生地を休ませてから焼くことで、しっとりとしたきめ細かいマドレーヌに仕上がります。
☆卵はしっかりと溶いておきます。
☆(2)の工程では、粉っぽくなくなったら、混ぜすぎないように注意しましょう。
☆(5)の工程では、絞り袋をコップなどに立てておくと入れやすくなります。
☆すぐに食べてもおいしくいただけますが、一晩おいて、しっとりとした次の日が食べ頃です。
＊ラッピング参考例＊
マフィンラッピングパックM（フレンチ）
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