昨日は70代~80代前後の女性が集う家庭集会で日曜日に学んだ「終活セミナー」についてのお話をさせていただきました。
女性ばかりの家庭集会の特徴は、食べ物豊富でテーブルが華やかなこと!
「いろんな年代の人と関わって、大変ですね。」と言われましたが、いろんな年代の方々とお話しできることは、本当に楽しいです。
昨日も様々な話題が飛び交い、個々の経験談や健康情報、終活についての話をすることができました。
「死んでしまった細胞は生き返らないが、脳は何歳になっても活性化される。」
「女性は人と話をすることで脳が活性化される。男性は仕事。」
「一度、笑うと3時間良い効果が持続する。」など、「ホンマでっか!?TV」並みの話題で盛り上がりました。
「終活」とは?
「就職活動」が「就活」と呼ばれるようになった後で、残りの人生をよりよく生きるため、葬儀や墓、遺言や遺産相続などを元気なうちに考えて準備することを「終活」と呼ぶようになりました。(おそらく「終末活動」のこと(?))
2009年頃、最初に週刊誌が使った造語。映画「エンディングノート」で一躍話題になりました。
映画「エンディングノート」
ガン宣告を受け、"人生最期のプロジェクト"に向かう元サラリーマン。そんな父の姿を「娘」が撮り続けるというドキュメンタリー映画です。
熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマンが、第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された家族と自分の人生を総括するために"エンディングノート"を実行していく姿を収めたドキュメンタリー。
本作の製作を務める是枝裕和に師事経験がある砂田麻美監督が、最期の日まで前向きに生きようとする父と家族の姿を映像に記録。
重いテーマながら、段取り命で会社人生を送った当人らしい幕の引き方が感動を呼ぶ。
書店などで手に入る「エンディングノート」は、法的な効力を持つ「遺書」よりもフランクな家族への覚書のようなものですが、分厚いものや高級なものも出ていて、いざ書く気にはなかなかなれないというようなものもあります。
それで、「終活全国セミナー2017」に参加した際に頂いた資料の中に「最後の手紙」という用紙があったのですが、これなら必要事項を記載するだけなので「取り掛かりやすそう!」と家庭集会のメンバーも話していました。
まずは終活について何もしていないならば、エンディングノートや、さらに簡略な「最後の手紙」を実際に手にし、項目を見てみませんか?
「最後の手紙」はキリスト教専門葬儀社「ライフワークス社」のセミナーに参加した際にもらえます。(講師にもよるかも。)
「エンディングノート」や「最後の手紙」を書く際に
・直接書き込むのが躊躇される場合、まずコピーを取って下書きをしてみる。(気楽に書くことができ、間違えても安心です。)
・出来た時点のものを(コピーした用紙の原本または、さらにコピーを取ったものでも可)を家族と牧師に渡しておく。
・毎年、誕生日や年始などに見直す。
・大切なことは法的な効力を持つ「遺書」に書く。
昨日はこのようなお話もさせていただきました。
せっかく書いた遺書やエンディングノートなどを家族に知らせておかなかった場合、葬儀が終わってから発見されて、本人の残していた希望とは全く違う葬儀を済ませてしまった、ということがよくあるそうです。
特に家族が未信者の場合、本人の希望がはっきり伝わっていないと、クリスチャンなのに「仏式の葬儀になってしまった。」ということもあり得ます。
記載できたものは必ず家族に知らせたり、牧師に渡したりするようにして、自分の希望を伝えるようにしましょう。
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