なぜクリスチャン人口1%の壁を越えられないのか?

 

新年聖会の午前の集会「聖書のみ、信仰のみ、恵みのみ」というお話の中で、(2)日本人の精神構造とキリスト教についてお話がありました。

 

ルターに代表される宗教改革の精神と、日本人の精神行動や行動の基準が異なっていることについて、講師の中村敏先生は、「日本人にキリスト教が広まらない理由」として、以下の項目を挙げられました。


・日本人の神観の問題

 

日本人は「唯一の神」という概念がないため、「混合宗教的」によい部分を集めて自分なりにアレンジして受け入れる傾向があります。それで『唯一の神』という概念が伝わらない、わかりにくい、受け入れられないということにつながっています。

 

・日本人の罪観の問題

 

日本人は「罪の文化」ではなく「恥の文化」であると言われ、聖書が教えるように正しく罪の認識をすることが難しいように思います。

 

ほかに

 

・最初にキリスト教を受容した人々の階層の問題
・天皇制との衝突
・その他

 

 

日本人は社会や共同体の中で孤立することを恐れます。

 

過去に「五人組」などの制度があった時代、互いに監視し合い、キリスト教徒が排除されていった暗い歴史のイメージが日本人にはあります。

 

欧米にはない「世間」という独特の概念が日本人にはあり、それがとても重要なものとして認識され、行動を支配しているものであるというお話は、次回の記事へ続く…。

 

 

 

 

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