以前に紹介したフローシャイム40sのコードバンS1317。

どこか変わったように思いません?





こちらが以前の状態。

これはこれで良い雰囲気なんですが、ヴァンプ部分なんかは革が若干ボコボコしていまして、光り方がイマイチでした(´・ω・`)ショボーン





そんで、つい先日のことなんですが、ブログ仲間のtomojinさんが、コードバンのやすりがけを決行され、かなりの成果があったことを書かれていたんです。

http://ameblo.jp/tomojin329/entry-12196502365.html



これに触発され、私もやすりがけしたい熱がフツフツと湧いてきたのでございやすヽ(`・ω・´)ノ

コードバンはカーフと異なり、単層構造になっていることもあって、やすりがけをしても自然な仕上がりになるのです。

「なるのです」と言っておきながら、自分はやったことなかったんですけどね笑

カーフなんかは二層構造になっていまして、表側を「銀面(Grain)」、裏側を「床」と言いますが、これをやすりがけしますと、銀面が削れてしまい、質感が変わってしまうので難易度が高めなんです。

で、実験用に安いコードバンをゲットしようかとも思ったのですが、「そういえばS1317をもっと光らせられないだろうか?」と考え、今回、思い切って強行してしまったわけです。

結論から行きますと、下記の画像のとおり大成功 (`・ω・´) シャキーン

ヴァンプ部分はじめ、全体的に表層がフラットになり、ツヤ感が1.5倍増しくらいにはなったんではないかと。

色も若干抜け、さらにビンテージ感が出たように思います。







今回は、最初に「320番」の紙やすりでボコボコを慣らした後、「600番」→「1000番」までやすりがけを行いました。

その後、アニリンカーフクリーム→コロニルの後、ひたすらブラッシングでこの仕上がり。

古いコードバンのやすりがけ。かなりオススメな印象です。

でもでも、あくまで「自己責任」でお願いしますね(´д`)



ちなみに、これがアメリカから届いた時の状態。

これだけ化けるとは、誰も思わなかったのでは?