「片づけられない」からの卒業を応援する
アシスタント断捨離トレーナー 小林ふみこです。



「キッチン断捨離サポート」2度目の訪問をした
東京都のY様のご紹介をします。

前回伺ったあと、ご自分でも取り組まれて
こんな風に変わっていました。

食器棚の真ん中のスペースですが
キッチン棚前 


ずいぶんすっきりとしました!
キッチン棚後 

使っていないものがたくさんあったそうです。
使っていないものを、キッチンの一番便利な特等席に
長年置いていたのですね。

モノが減ると、グリーンを飾るゆとりができました。
ステキですね(*^_^*)


それから、「ここを見てください!」とご自慢の引き出し。
以前は
キッチン引き出し前 


それが
キッチン引き出し後 
こんな風に、ワンタッチで取り出せる工夫をしたところ
とても使いやすくて、毎日快適なのだそうです。

そのためには、
まず不要なものを処分するところから始めたのですが…

前回、こんなことがありました。
賞味期限切れの高級のりが出てきた時のことです。

私 : 賞味期限が切れていますね?

Y様: これくらいなら大丈夫です!

私 : 賞味期限の切れたものを食べたいですか?

Y様: 食べます!

と、その場ではこれだけのやりとりだったのですが
その後、そのことがとても気になっていろいろと考えられたそうです。
けれど、結局
賞味期限切れのものを自分に与えたいのか?
という問いかけを自分自身で何度もしてみて
泣く泣く処分したそうです。

のりは好きで、高級なものを買った。
期限切れにしてしまった自分が情けないし悔しいので
これまでなら、平気で食べていた。
でも、それは自分自身を
「自分には賞味期限切れのものでいい」
というふうに扱っていたということに初めて気付いた。
私には賞味期限切れのものはふさわしくない、と思えたら
捨てることができた。
けれど、食べ物を捨てることは胸が痛む。
なぜなら、自分は若い頃、食べることにも困っていた時期が
あったから。
生活にゆとりができてきてからは
食べることに困らないようにと、
いつもストックを十分すぎるほど用意するようになっていた。
でも、それで食べきれずに処分することの辛さを
痛いほどわかった。
わかったから買いすぎないようにします。
(Y様談、記録:小林)



そんなことをお話しくださいました。
そして、後でこんなメールをくださいました。



私は、手放す時、
《痛い思いを感じる》のが大切、と言う意味が、臓腑に染み込みました。
(中略)
痛い思いをしない為に、今後は無駄な物を増やさない。
今、手放さない物は、役目を活かす!
自分を大切にする。
今日、学びました。
空いたゆとりのスペースを、素敵と感じます。



断捨離で家が片づくことはうれしいことです。
でも、もっとうれしいのは、
こういう気づきがあって
自分を大切にしていこう、と思えるようになることなんですね。

Y様、うれしいメッセージをありがとうございました。




 

 応援していただけると嬉しいです!
   ↓↓↓