時として
思い通りに事が運ばないと
感情を爆発させてしまったり
周囲のことを考えられなくなってしまう人は多いものです。
一方で
そういう振る舞いを受け
感情をぶつけられる側に立つ人も
相手に対して
『いい人』 『悪い人』といった評価を
必ずしているものです。
人間関係というのは
鏡になっている場合が 多いでしょう。
しかし それは
お互いの関係性の中でなされた
相対的なもので
世間全体に通用するものではないのです。
このような枠にとらわれた
『価値観』 に左右されることなく
全てに対して
それぞれを柔軟に受け止められる
《空の心》
を大切にしませんか？
＜空＞とは……
〔 世の中はあらゆる要素が存在して
関係し合う事で、
あらゆる事態が生じる可能性がある。
まさに 0でもあるし 100にもなる
1000にもなる…… 〕
ことを表す言葉で
〔 物事は 自分中心には 動いてない 〕
ということです。
このような状態を
受け入れられるものこそ
『 空の心 』
を持っている人なのでしょう。
『空の心』
を持つことにより
自分の勝手に決めた 『 価値観 』
に 縛られることなく
相手を勝手に 『 評価 』することも
感情を爆発させることも
無くなるのです。
また
相対的な『 価値観 』
善悪、綺麗、醜い、優劣……など
お互いの関係性の中で生まれた判断は
世の中全てで通用する
絶対的なものでは ないでしょう。
自分の勝手に作ってしまった
『物差し』
で 相手を 計ってしまっては
周囲の人々、
時期、年齢、生活環境……
様々なものによって
『 価値観 』 や 『 モラル 』は
変わるものですから
結果として
自分自身で自身を
狭い 『 価値観 』の箱に 押し込めて
窮屈な思いをしているだけなのです。
人として自分を磨くということは
周りと
《 調和 》 して
生きていけるように
努力していくことです。
人は
独りでは 生きていけないのですから
努力を重ねた人ほど
人は
優しく
魅力的です。
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