ない。
探したけど見つからない。
物凄く大切という訳ではないけどレコード棚、模様替えした際にどこかに混じったらしい。
2枚は手元にあった。
「CYNDI LAUPER THE GOONIES 'R' GOOD ENOUGH (グーニーズはグッド・イナフ)」
前回がファッションのグッドイナフだったので、今回は洋楽を聞くきっかけでもある「グーニーズはグッド・イナフ」について。
日本でも一世風靡したから知ってる方は多い思う。
僕の中では色々と思い入れがある。
洋楽を聞きたいと思ったのは映画「GOONIES (グーニーズ)」を中学生の時に、ジョー・ペシT君と観に行ったときに影響受けた。
近所のレコードレンタル店でサントラを借り、カセットテープにダビング。
当時は映画のサントラばかり聴いていて、観た映画は極力レコードをレンタルしてカセットにダビングするのが日課。
グーニーズの主題歌を歌ったのが「CYNDI LAUPER (シンディ・ローパー)」と知り、シンディ・ローパーをレコードレンタル。それには何故か同じ曲ばかり入った変わったアルバムだと思ってた。
実はそれ「GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN(ハイスクールはダンステリア)」の12インチシングル。
あれで12インチシングルの存在を初めて知ったのかな。
サントラから単体アーティストの曲を聞き、一切抵抗なく「グーニーズはグッド・イナフ」を知った感動とほとんど同じくらい聞きやすかった。
以前にも書いたけど映画が大好きで、ビデオ1本購入するためには1万4800円が定価だから手が出せない。
今みたいに廉価版とか売ってないから、サントラをレンタルしカセットテープに録音して、それを聞くと多少、映画を観てる感じに近いというか臨場感を出すための音楽というか、一般的な聞き方ではなかったよ。
グーニーズのレコードは12インチシングルを一番最初に発見し、自宅で聞いたら微妙なアレンジだからその12インチは苦手で、その後にアルバムを発見し、そして最後に入手したのが7インチシングル。
全部邦盤でコンプリートだったのに、どこかに混じってしまい15分ほど探して諦めた。
邦盤だとシールでも名曲をアピール。
あ、よく見ると「シンディおもしろ百科」が特典として付いてきたんだね。
下に英語で「CYNDI'S SPECIAL BOOK」ってわざわざ表記してあるのは海外でもあったのかな?
それにしても日本語訳が「おもしろ百科」って.....
ライナーノーツとは別で、フォトコラージュも付属。
この映画でもっとも影響受けたのが自転車。
スタンドが付いてなくて、そのまま乗り捨てる止め方真似してた(笑)
ママチャリを乗ったとしてもスタンド使う奴は駄目だと、勝手に勘違いしてたよ。
映画「E.T.」でも同じくBMXだったから、外人の子供達は皆あれを乗ってると思ってたし。
80年前半にBMX乗ってたのは親友ジョー・ペシT君だけ。小学生ではただ1人。
中学になってからはN君含めて2人のみ。
だからBMXには、物凄く憧れた。
この映画に出てくる子供達で印象深いのがコリー・フィルドマンとキー・ホイ・クァン。
映画「インディージョーンズ」の2作目で名演技だった子役が印象的だったから、僕はキー・ホイ・クァンが大好きだった。
子供がコート着て、自分が発明したガジェットをコートの中に忍ばせるファッションセンス。
あの時代に中学生が仮にコート着てたら、西部警察から影響受けた人の方が大半だよね。
しかもコートにエアフォースのハイカット。
乗ってる自転車はBMX。
こういうセンスはいまだ継続というか、視点があの頃からあまり変わってない。
真ん中に映ってる少年が主人公なのに、名前すら覚えてないな。
肺が弱い人が吸うポンプみたいなのが気になったくらいか。
左に映ってる太った少年チャンクは毒々モンスターに似た彼と仲良かったね。
日本で上映される前、雑誌で知った「スタンド・バイ・ミー」にコリー・フィルドマンが出演してたから、この太った少年も出演してると勘違いしてた。
似てるけど違っていたし、リバー・フェニックスって誰?と思ってたよ。
ここ最近になって連れのお友達がキー・ホイ・クァンと付き合ってた聞き、「マジか!」っていう話になった。
僕は何度も「インディージョーンズ二部作に出演してたあの子役と?!」、「グーニーズの子役と?!」を交互に復唱。
一人挟んでインディージョーンズ。一人挟んでグーニーズ。
中学時代、コナミから発売された映画とはほとんど関係のないグーニーズのゲームをN君が買ったとき、グーニーズが少しだけ自分に近付いたと喜んでた僕としては衝撃的。
随分と前のことらしいけど、これは凄く身近に感じたよ。
邦題、「グーニースはグッドイナフ」を知り、ドメスティックブランド「グッドイナフ」を連想させた。
10代のとき、グッドイナフという意味をダブルダッチで聞いたことある。
発見できなかった12インチシングルも同じフォトが使用されてた。
ロゴが脅迫状っぽい。
シンディ・ローパーとジョン・ライドンが仲が良いって、なんとなく分かる気がするね。
ファッションのグッドイナフからは映画「グレート・ロックンロール・スウィンドル」のロゴ「ROCK'N ROLL」Tシャツも発売してた。
ジャケ裏。
この絵......腕力あっても絶対に落ちるよね。
ライナーノーツ。
SIDE.A
グーニーズはグッド・イナフ (THE GOONIES 'R' GOOD ENOUGH)
SIDE.B
ホワット・ア・スリル (WHAT A THRILL)
Cyndi Lauper - The Goonies 'R' Good Enough
ショートムービーも含まれたMTVになってるね。
映画のメンバーも出演してる。
マーサ・プリンプトンはその後「モスキート・コースト」でハリソン・フォード、リバー・フェニックスと共演。
グーニーズ、インディージョーンズ、スタンド・バイ・ミーまで繋がるメンツ。
最後の方で一瞬映る男性はスティーヴン・スピルバーグだね。
この曲聞くと、今でも高揚感が異常にある。
MTVでかかってるのは12インチヴァージョンっぽい。僕は通常シングルの方が好み。
B面はファーストアルバムにも収録されてない曲。
Cyndi Lauper - What A Thrill (Live In Philadelphia - 1983)
このメロディやピッチって意外だよね。
サードアルバムの日本盤に収録された「HOLE IN MY HEART」もピッチが速かった。
あの曲は日本のCMでも起用され、大好きな曲なのにレコードは輸入盤だから収録されてない。
グーニーズは映画より、シンディ・ローパーが歌った曲の方がイメージ強いね。
映画がヒットしたのは、あの曲が大きく貢献してるじゃないかな。
あと僕のサブBLOG「SUPER BARBARIAN的な日常生活」も宜しくです。
以上。
ベリサンキュ。
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