雨の訪問者 10 | ~ 嵐気に包まれて ~

~ 嵐気に包まれて ~

嵐さんのメンバーのお名前や雰囲気をお借りした読み物です。
腐的描写や暴力的シーンがあります。
気を付けてご訪問ください。
山、大宮、櫻葉、モデルズ、にのあい等、様々なCPのお話がありますので
お気に入りのCPでお楽しみください。


メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっております。

   BL的描写が含まれている場面があります。

   苦手な方は入らないでください。


 

最初のお話はこちら

   ⇒ 「雨の訪問者 1」


前回のお話はこちら
   ⇒ 「雨の訪問者 9」



 

そんなこんなで、その三連休は俺の家で一緒に過ごした。

具合が悪いはずなのに荷物の整理を手伝ってくれて

部屋はきれいに片付いた。


 

「ほんと助かるわ。

 一人でどうしようかと思ってたんだよ。」
 

「翔さん、こういうの苦手そうだものね。」

 

 

 

 

彼も初めて会った時よりはずいぶん元気になっていて、

三連休の最後の日にはまた一緒に買い物に出かけた。
 

「え~? こんなに買うの?

 冷蔵庫、入りきらないよ。」
 

「だってさ、平日は疲れ切ってて買い物とか行く気力がないんだよ。

 何か食べるものキープしておかないとさ。」
 

でもって、またもや散歩中の犬に吠えかけられた。

まったくなんだっていうんだ。

 

 

 

 

 

 

大量に買い込んだ食材を抱えて帰って来ると、マンションの入り口で

二日前にエレベーターで会った青年と出くわした。

 

「あっと・・・、二宮さん。 一昨日はどうも。」
 

「ああ、えっと、櫻井さんでしたっけ。 どうも・・。

 あれっ?」
 

相葉君を見てちょっと驚いている。
 

「ああ、彼、相葉さんって言って、名前だけわかったんですが、

 まだ記憶が戻らなくて。」
 

「ええっ? それは大変ですね。

 でもどうしてここに?」
 

「どうやら以前、俺の部屋に住んでたらしくて、

 それだけ覚えていて戻ってきちゃったみたいなんですよね。」
 

「へぇ~、そういうことですか。」
 

「しかも、今、病気で入院してるみたいで。」
 

「入院・・ですか・・・。」
 

ちょっと何かを考え込んでいるような表情になる。
 

この前は急いでいてよく見なかったけど、色白のきれいな肌。

薄茶色の瞳に薄い唇、すごく繊細な顔のつくりで、

身体も細くて華奢だ。
 

まだ20代前半だろうか? 学生か?



 

「入院していた病院はわからないんですか?」
 

「ええ、一応歩いてこられそうな所は電話で聞いてみたんですけど、

 入院患者の行方不明はないそうなんです。」
 

「もっと遠くからってこともあるかも・・・。」
 

「いや、でも金もカードも持ってないから、
そんなに遠くから歩いて来たとは考えづらいでしょ?」

 

「ええ、まあそうですが・・・。」

 

 

 

「入院する時にお兄さんが手続きをしたらしいんだけど、

 俺だと連絡先を教えてくれなくって。

 で、本人を見れば納得してくれるだろうと思って連れて行ったら、 

 もう管理人さん、いなかったんです。」
 

「ああ、俺が会ったのはその時ですか。」
 

「そう。」
 

「で、何の病気かも覚えてないんですか?」
 

「ええ、何か聞いたこととかはないですよね?」
 

「いえ、俺はほんとに挨拶程度だったから。」
 

「誰か家に尋ねてきた人を見たこととかないですか?

 お兄さんっぽい人とか。」
 

「さあ・・。

 引っ越したことにも気が付かなかったから。」
 

「そうですか。」
 

ま、確かに外出中に引っ越してしまえば気付かないか。





 

「あっ! そうだ。 

 飯、一緒に食いません?」
 

「え? 飯?」
 

「失礼ですが、一人暮らしですか?」
 

「あ、ええ。 そうです。」
 

「じゃ、一緒にどうです?

 鍋にするつもりで材料買ってきたんだけど、
 ちょっと買いすぎちゃって。」

 

「翔さんがあれもこれもってカゴに入れるからでしょ。」
 

「だって、鍋はいろんな具がないとうまくないじゃん。」
 

「それにしたって、多すぎるよ。」
 

言い争う俺達を二宮が不思議そうに見ている。


 

「二人では食べきれそうにないし、
 この人、あんまり食わないし。」

 

「いえほんとに俺は・・。」
 

「大勢の方が楽しいしさ。」
 

で、無理やり誘って連れてきた。

                         ≪つづく≫


 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

「VS」、モデルズの太さの違う囚人服が兄弟みたいで可愛かった。

バンクボーリングで台から降りてくる時、何気にお互い背中に腕回してましたね。

ああいうの、自然にやっちゃうところが好きです。


大野さんの「むちゃくちゃしゃべってるやつ」のジェスチャーが楽しい。

翔さん、遠いのに、ものすごく視線合わせますよね。

ニノさんのうざいやつの演出がうまい。

でもって翔さんの「みなさんがあのモンスターを生んだんですよ」に爆笑です。

ニノさん、また爪をきれいに処理してたけど、爪の根元の皮膚がすっごく赤くなってましたね。

籠をしっかり押さえてたから?

小島さんの顔が好きすぎて、ギャグの途中で崩れ落ちる翔さんが可笑しかった。

それに話しながら、いちいち台の上のメンバーの方確認する視線が好き。

ガスに連続で直撃された翔さんを見て、大野さん、むっちゃ笑ってましたね。

ニノさんに「あそこ渡っていただけると」って言われて「どちら?」っていう返し方がいい。

「ひたすら緑のバー持って」の理由は、「だって雅紀の色だから・・・。」かな?
 

ギャクの練習ちゃんとやらないから、「まぁまぁまぁまぁモンゴリアンチョップ」って

”まみむめ”飛ばしちゃうし。

「キッキング」でやっと間違えずにできましたね。

で、潤くんがちゃんと受けてくれてて、可愛かった。

「これ以上の譲歩はないと思います」って磁石で揃ってたのは、潤くんのまね?ですか?

 

相葉さんの一缶倒しがかっこよかった~。

 

そしてどのギャグを見てもツボにはまって笑い転げる翔さん。

でもちゃんと次のギャクができるように、振りをすることは忘れないプロ根性がすごい。

因みにあのスカイツリーのポーズ、肩こりによく効きます。

私はパソコン作業が続いた時などによくやります。

皆さんも是非、お試しください。(笑)