梅を漬ける@東青山 |  les enfants du “paradis”

梅を漬ける@東青山

les enfants du “paradis”-1

うめぼし屋のおじさんに会えない日が続いて、
うめぼし難民になってしまって考えたのが、
自分でうめぼしを漬けることでした。

うめぼし屋のおじさんのうめぼしは、
スーパーや百貨店では買えない、素朴な味だったから。

結局うめぼし屋のおじさんにまた会えて、手に入れることは出来たけれど、
うめぼしを漬けてみたいという気持ちはおさまらず・・・
そんな時「梅を漬ける」というワークショップに出会いました。





les enfants du “paradis”-水梅

水に浸された青梅。
うぶ毛が水をはじく様子が、宝石のように美しく、
この青い実が、とても愛おしく思えました。





les enfants du “paradis”-ざる梅

ザルにあげ、ひとつひとつ楊枝でへたを取り、ふきんで拭いて。
これは、小田原の昇珠園(しょうじゅえん)の白加賀という梅です。
昇珠園さんは、愛情を持って梅作りに取り組んでいる、
梅の質問にも、親切丁寧に答えてくれる梅農家だそう。
この梅の実を見れば、なんだかわかる気がします。





les enfants du “paradis”-塩

梅に対して17%の塩。
青梅が500gだったから85g。
こんなに入れるのかと驚く。





les enfants du “paradis”-梅漬

びんに青梅と塩を入れて、今日はおしまい。
梅が梅酢に浸かるまで、朝夕びんをごろごろ回すのだそうです。
いって来ます、ごろごろ・・・
ただいま、ごろごろ・・・
想像すると、なんだか楽しい。
完熟梅と違って青梅は、少々乱暴に扱って良いので気が楽です。





les enfants du “paradis”-竹ざる

梅雨があけたらザルにならべて、3日ほど天日に干します。
この竹ザルは、福島県いわき市の職人さんが作られたものだそう。

今回は赤紫蘇を入れずに、このまま漬けておこうと思います。
5年ほど経つと、自然に梅が赤く染まっていくそうです。
5年先が楽しみ。





les enfants du “paradis”-梅が香

「梅が香」(うめがか)の作り方を習いました。
梅肉、小豆味噌(大豆のかわりに小豆で作った味噌)、陳皮、山椒の実、生姜、
マーマレード、はちみつ、おかかを混ぜ合わせます。
陳皮やマーマーレードの柑橘系の香りが良く、なんとも美味しい梅肉ペースト。





les enfants du “paradis”-ケーキ

おやつの時間。
そば粉、酒粕、豆乳、なたね油、オリゴ糖を焼いた生地に、
みりんに漬けた甘い梅肉が入ったケーキです。
上にのっている赤紫蘇の実がとてもかわいらしい。

酒粕の風味が良く効いた、とても美味しい和菓子のようなケーキ。
辛党の私は、大絶賛してしまいました。
お菓子作りはしませんが、これは作ってみたいと、レシピを教わりました。





$les enfants du “paradis”-お茶

一緒に頂いた、赤紫蘇のお茶にも驚きました。
梅と紫蘇の相性のすばらしいこと。





les enfants du “paradis”-烏梅

烏梅(うばい)。
青梅を燻製したもので、沈痛、解毒、整腸、下痢止め、咳止めなどの薬効があり、
癌にも効くとか、効かないとか。



ほんの入り口に過ぎませんが、初めて触れた梅の世界に、
梅の持つパワーや奥深さを感じることができました。

ワークショップを主催されたのは『東青山』という、
良く選ばれた品揃えが魅力的な日用品店。

梅について教えて頂いたのは、手仕事研究家の石田紀佳さん。
どことなく梅を思わせる、とても魅力的な方でした。



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