Fertile Ground / Broken Branches (from "Perception" (Counterpoint 013) )2001
今夜の寝酒は、21世紀初頭の大傑作アルバムからのダウンテムポなGrooveを。
Baltimore出身の、Fertile Groundのメムバーは以下の通り。
Vocals – Navasha Daya
Backing Vocals – Sunny Fuller
Drums – Marcus Asante
Percussion – Devin Walker, Ekendra Das
Piano, Trumpet – James Collins
Saxophone – Albert Helter, Craig Alston
Trumpet – Freddie Dunn
正にNavasha Dayaの、艶っぽいヴォーカルを中心に据えたバンドである。
Incogniteあたりとは一線を画した、
黒っぽいGrooveにSpiritual系のゆったりしたビートが、
この曲を収録したセカンドアルバムの背後で全編に響く。
もちろんSoul/Black Musicの先達に多大な影響は受けているが、
アコウスティックな、SmoothなGroove感は素晴らしい。
見え隠れするのは晩年のMiles Davis、Duke Ellington、
Curtis Mayfield等々、偉大な Black Musicの誇りだ。
タメの効いたダウンテムポのミッド、ヴォーカルに絡むバックヴォーカル、
そして間奏でからむ吹き物に背後で煌めくVibeと何一つ問題ないベストトラックだ。
Spiritual Unit、もしくはGround Beat等とややこしく細かいネーミングは無駄。
最上のSoul Musicの一つである。
Albumは時代を代表する傑作、必携!!
ポイント ★★★★★
CDのみの曲が2曲、2枚組のみの曲が1曲、ややこしいが一般の方はCDか!安い!