Al Wilson
/ Medley: I Won't Last The Day Without You
~Let me The One
c/w Willoughby Brook (Rocky Road 2073) 1974

4年前にサイトで紹介したが、
今日のランチは、このAl Wilsonの名作を!

$Soul Music 千夜一夜-Al_Wilson_Letmebetheone_A_B

まずA面、というかこのA面なくしては
レビューの意味はない。

サイトではかつて、

「30年以上の歳月を経ても、
聴けば胸がいっぱいになる、
永遠のラヴソングというのは青春のエポックだ。
そんな2曲をメドレィに仕立て上げたこの一撃、
まさに必殺70年代メロウの頂点、
というよりAL Wilsonの大傑作、
Soulバラッドの大傑作だ!
Alはモダンソウルコンピ等でおなじみの
"Show & Tell"のヒット以外は、
Soul Cityのイルカのアルバムや、
Playboy Recordsからのアルバムは煙たがられ
ディープなソウルファンは敬遠してるが、
この一発で燦然と輝き続ける。
Johnny Bristol系のテナーが
頭から最後まで心地よく歌いまくる作り、
あたりかまわぬ、ストリングスの大盤振る舞いや、
メロウ度合いを極める女性コーラスの配置も文句なしだ。
もちろんソングライターは、
きら星のようなポップスの大ヒット群で、
歴史に残る超大物のPaul Williamsと Roger Nicholsの2人、
Soulしか聴かないと、決して出くわさないかも知れないが、
この2曲はSoul系アーティストのカバーも数多い。
曲の素晴らしさが、これほど心を打つ世界は、
長いことSoul系を聴いていても、めったに出会わない。
この曲に対抗できるほどの、熱い熱いラブバラッドは、
ほとんど無いと思うくらい素敵だ。
エンディングのホーンが加わって、
"Let Me The One You Run To"と歌いあげる部分の
とてつもないゴージャスさ、しかし切なさはは群を見ない。
すべての展開、コード進行、メロディライン、完璧だ!
一生愛する人に歌い続けたい、熱い一発!!
サイトにアップしないで恋する人だけに捧げるべき一発だぜ!」

とかいたのだが、正にその通り。
こういう曲があるから、Soul黄金時代は70年代であると
断言しているのである。

音楽としてのバランスもよく、バラッドとしてのポイントも高い。

非の打ち所のない曲である。

真のSoulファンは、"Show & Tell"だけで終わらせてはいけない。

ちなみに、国内版シングルは、LPカットをいれた長いVersion
オリジナルのシングルは、手を入れたShort Versionと違いがある。

オリジナルのシングルは、かるいタム打ちから、
"day After Day, I Must Face a World of Strangers・・・"
と歌い出すのだが、このVersionも中々よろしい。

$Soul Music 千夜一夜-Al_Wilson_Letmebetheone_Jap_Sleeve

B面は、すこしファンキーなミッド。A面の前にはかすむが、中々の熱唱。

ポイント ★★★★★

$Soul Music 千夜一夜-Al_Wilson_Letmebetheone_Jap

さて、
今夜は新丸ビルの7Fで、永井博画伯がスピンです。
みんな遊びに行こうね!!
Marunouchi Houseです。
20時くらいからね!!



10月のスピン!!

第2弾は、10/20(水曜日)
Ban ! Ban ! Soul @ Club Acid

$Soul Music 千夜一夜-banban1.JPG

$Soul Music 千夜一夜-Club_Acid

第3弾は、10/22 (金曜日)

Mercy Soul Night Annexの開店

$Soul Music 千夜一夜-Mercyannex

$Soul Music 千夜一夜

第4弾は、10/31(日曜日)
Mercy Soul Night vol.55 / Blue Heat 移転記念!

$Soul Music 千夜一夜-Mercy_55

$Soul Music 千夜一夜-Blueheat_Map

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そして

今週の土曜日はアルツハイマーね!!


$Soul Music 千夜一夜-ALZ33