Philly Devotions
/ We're Gonna Make It c/w I Was A Lonely Man
(Columbia 10143) 1975

なんだかんだで、師走、本日はパーティへ、と思ったのだが、
正月がらみの所用で伺えず・・・・残念至極。

ということで、雑事終了して一服していたらこの時間。
まあ、シャーロック・ホームズは、事件に関わっていないときは
午後10時を過ぎて起きていることはほとんどなかったわけで、
そろそろ寝ても良いのかも>爆

$Soul Music 千夜一夜-Philly_Devotions_Were_gonna_Make_It

深夜のSweet Soulは最高!ということで、
Philly Devorionsのダブルサイダーをナイトキャップに。
A面はバラッド、それもファルセットとテナー絡み合い、
曲の構成も文句なし、という正に必殺のPhilly Balladだ。
イントロは例のエレクトリックシタールの香りも漂う荘厳さ。
ファルセットが主メロを艶やかに歌い出し、コーラスがからむ。
2コーラス目がおわってテナーが絡みファルセットが寄り添う。
なんせ、転調をからめてのサビへの構成が見事過ぎる名曲。
正に、3分の芸術とはこのことだ。
悲しいかな、Billboard Soul Chart NO.67まで・・・・・・


$Soul Music 千夜一夜-Philly_Devotions_I_Was_a_Lonely_Man

B面は一転して、爽快の極みを尽くすPhilly Dancer、
リードはファルセットが歌い出すのだが、
テナーが一気に絡んでくるところが格好良すぎる。
The Spinnersあたりにありがちな展開なのだが、
テムポが早いのが心地よさの原点なのだ。
このくらいのアップテムポというのが、
やはりPhilly Dancerの基本だろう。
Tom Moulton Mix出はないがモロにその路線だ!
エンディングにかけてのヴォーカルと
バックのドラムのオカズの絡みなどは、
Blue NotesやらThe Spinners当たりより
格段に素晴らしい感じだぜ!
こちらがA面と信じている人も多いはずだ!!

このシングル1枚をCDに落として車に積んでおけば、
稚内から西鹿児島までぶっ飛ばせる!!
一家に1枚!!!!!

ポイント ★★★★★