ジョブズ、日本版iPadはinternational SIMで使えるとメールで回答
今朝一番でまたまた衝撃的なニュースを見つけました。
スティーブ・ジョブズ 日本版iPadはSIMロックされているわけではないとの発言（英文）
これを引用したニュースがマイコミジャーナルにも出ています。
Apple ジョブズ氏、日本ユーザーの「iPad 3G」SIMロック解除希望メールに返信
これを踏まえた私の考えを述べたいと思います。なお、これは記事内のジョブズ氏の発言というものが真実だという前提の考えです。
----【以下は私の推測です】----
・iPadはブラックリスト方式で、iPadをSIMロックとする国の使わせないキャリアを、ソフトウェア的に登録していく。
⇒日本でのSIMロックが決定していない時期に製造された米国iPad 3Gは、現状では日本のSIMを挿して通信できる。包丁でドコモのSIMをマイクロSIMにしてiPadに挿す様子
⇒日本でのSIMロックが決まった今、全世界向けに作られているiPad 3Gは全て、ソフトバンク以外の日本のキャリアがブラックリスト登録されたソフトを積んでいるのでは。つまりこの先、海外で発売されるiPadは、ドコモSIMを刻んでマイクロSIM化しても通信できないと予想。
逆に日本で売られるiPad 3Gも海外キャリアのマイクロSIMを挿せば通信できる。
⇒今後すでに販売された米国iPad 3Gもソフトウェアアップデートなどで、日本のソフトバンク以外のキャリアで使えないようになる。
⇒iPadブラックリスト上のキャリアの登録はおそらくIMSIのMobile Network Code。
----【推測終わり】----
そして以下は上記で紹介した記事の日本語訳です。私なりに意訳するので正確な記事は以下参照ください。
(元ニュース)スティーブ・ジョブズ 日本版iPadはSIMロックされているわけではないとの発言（英文）
----【以下引用(翻訳は当ブログ筆者))】----
スティーブ・ジョブズ 日本のiPadはSIMロックされているわけではないと発言
iPadのドラマは日本で続いている。
アップルCEOがiPadはSIMフリーであると公言していたので、Doug Lerner氏(このサイトへの以前からの投稿者)は日本のiPad 3GのSIMロックに驚き、スティーブ・ジョブズ氏に直接メールを送った。
そしてスティーブが回答してくれた中にこのような言葉があった。
”Actually, the version of iPad sold in Japan does accept international SIMs.”
『実は日本版のiPadはinternational SIMで使えるんだよ』
Dougが送った元のメールは以下の通り。
『アメリカのiPad 3Gはいいですね。SIMロックフリーもいいし、AT&Tの長期契約なしで使える定額プランは便利です。
でも日本では海外のようなiPadは買えません。iPhone 3Gの独占販売権を持っているソフトバンクは、月35ドルの定額プランの条件として２年契約が必要になります。AT&Tの長期契約なし月30ドル定額プランのようなものはありません。
さらにひどいことにアメリカ版iPadと違い、日本のiPadはSIMロックが掛かっています。そのせいで、日本でiPadを買っても旅行でアメリカに行ったときにAT&TのマイクロSIMを使うということができません。
同じことがアメリカから日本に来る人にもいえます。あなたが日本に来てもソフトバンクのマイクロSIMを買うことはできないのです。
iPad 3Gは国境を越えた素晴らしいデバイスのはずです。なぜAppleは日本でもアメリカのようにiPadをオープンなものにしなかったのですか？
Doug Lerner, Tokyo 』
ここで日本のApple公式サイトのFAQのキャプチャを見てみよう。
一枚は昨日のもの。そしてもう一枚は今朝のもの。違いに気付くだろうか。
そう、Appleは外国で入手したマイクロSIMが日本版iPadで使えないことを明記するようにサイトを変更したのだ。
これは、ジョブズのメールと矛盾しているように見える。
面白いドラマではないか。我々は、ついさっき更新された公式サイトのiPad FAQと正反対の内容のコメントを、スティーブ・ジョブズから受け取ったのだ。
ゆっくり待とう。この話にはまだまだ続きがありそうだ。
----【引用終わり】----
さてこの先どうなることやら。SIMロック問題についてはAppleからの情報がないと推測してもむだだと思っていましたが、まさか教祖のJobs自らがが参入してくるとは。
私は「ゆっくり待とう」などといっていられない日々が続きそうです。まぁSIMロックがどうなったからといってWifi版を持つ私の生活が変わるわけではないですが。
この騒ぎで改めて思ったことは以下の通りです。
・今回の日本版iPad 3GのSIMロックの理由は、よく言われる「ソフトバンクがiPadを大量に売りさばくことをコミットしたから」ではなく、Appleとの理念の共有や、誠意の成果ではなかろうか。逆に言うとApple (Steve Jobs)はそれらを最重視してパートナーを選択するという、デジタルなイメージとは異なるアナログな(私は好きです)判断をする会社なのだろう。
・今はAppleという超強力なグループに限られているが、デバイスメーカがキャリアを選択することができる時代になっている。それを可能にしたのは自らの高い理念に基づくユーザからの共感(自分もその一人)。自分や自分がいる会社はそのような理念を持っているか？持っていないならどうすべきか？？
●最近人気の記事
No1: iPad SIMロックフリー騒ぎで思うこと
No2: iPad 3G? Wifi? どっちを選ぶ？
No3: iPod Touch + ドコモN-02Bは、iPhoneに迫れるか
No4: ジョブズ、日本版iPadはinternational SIMで使えるとメールで回答
No5: iPad+ドコモアクセスポイントモード
スティーブ・ジョブズ 日本版iPadはSIMロックされているわけではないとの発言（英文）
これを引用したニュースがマイコミジャーナルにも出ています。
Apple ジョブズ氏、日本ユーザーの「iPad 3G」SIMロック解除希望メールに返信
これを踏まえた私の考えを述べたいと思います。なお、これは記事内のジョブズ氏の発言というものが真実だという前提の考えです。
----【以下は私の推測です】----
・iPadはブラックリスト方式で、iPadをSIMロックとする国の使わせないキャリアを、ソフトウェア的に登録していく。
⇒日本でのSIMロックが決定していない時期に製造された米国iPad 3Gは、現状では日本のSIMを挿して通信できる。包丁でドコモのSIMをマイクロSIMにしてiPadに挿す様子
⇒日本でのSIMロックが決まった今、全世界向けに作られているiPad 3Gは全て、ソフトバンク以外の日本のキャリアがブラックリスト登録されたソフトを積んでいるのでは。つまりこの先、海外で発売されるiPadは、ドコモSIMを刻んでマイクロSIM化しても通信できないと予想。
逆に日本で売られるiPad 3Gも海外キャリアのマイクロSIMを挿せば通信できる。
⇒今後すでに販売された米国iPad 3Gもソフトウェアアップデートなどで、日本のソフトバンク以外のキャリアで使えないようになる。
⇒iPadブラックリスト上のキャリアの登録はおそらくIMSIのMobile Network Code。
----【推測終わり】----
そして以下は上記で紹介した記事の日本語訳です。私なりに意訳するので正確な記事は以下参照ください。
(元ニュース)スティーブ・ジョブズ 日本版iPadはSIMロックされているわけではないとの発言（英文）
----【以下引用(翻訳は当ブログ筆者))】----
スティーブ・ジョブズ 日本のiPadはSIMロックされているわけではないと発言
iPadのドラマは日本で続いている。
アップルCEOがiPadはSIMフリーであると公言していたので、Doug Lerner氏(このサイトへの以前からの投稿者)は日本のiPad 3GのSIMロックに驚き、スティーブ・ジョブズ氏に直接メールを送った。
そしてスティーブが回答してくれた中にこのような言葉があった。
”Actually, the version of iPad sold in Japan does accept international SIMs.”
『実は日本版のiPadはinternational SIMで使えるんだよ』
Dougが送った元のメールは以下の通り。
『アメリカのiPad 3Gはいいですね。SIMロックフリーもいいし、AT&Tの長期契約なしで使える定額プランは便利です。
でも日本では海外のようなiPadは買えません。iPhone 3Gの独占販売権を持っているソフトバンクは、月35ドルの定額プランの条件として２年契約が必要になります。AT&Tの長期契約なし月30ドル定額プランのようなものはありません。
さらにひどいことにアメリカ版iPadと違い、日本のiPadはSIMロックが掛かっています。そのせいで、日本でiPadを買っても旅行でアメリカに行ったときにAT&TのマイクロSIMを使うということができません。
同じことがアメリカから日本に来る人にもいえます。あなたが日本に来てもソフトバンクのマイクロSIMを買うことはできないのです。
iPad 3Gは国境を越えた素晴らしいデバイスのはずです。なぜAppleは日本でもアメリカのようにiPadをオープンなものにしなかったのですか？
Doug Lerner, Tokyo 』
ここで日本のApple公式サイトのFAQのキャプチャを見てみよう。
一枚は昨日のもの。そしてもう一枚は今朝のもの。違いに気付くだろうか。
そう、Appleは外国で入手したマイクロSIMが日本版iPadで使えないことを明記するようにサイトを変更したのだ。
これは、ジョブズのメールと矛盾しているように見える。
面白いドラマではないか。我々は、ついさっき更新された公式サイトのiPad FAQと正反対の内容のコメントを、スティーブ・ジョブズから受け取ったのだ。
ゆっくり待とう。この話にはまだまだ続きがありそうだ。
----【引用終わり】----
さてこの先どうなることやら。SIMロック問題についてはAppleからの情報がないと推測してもむだだと思っていましたが、まさか教祖のJobs自らがが参入してくるとは。
私は「ゆっくり待とう」などといっていられない日々が続きそうです。まぁSIMロックがどうなったからといってWifi版を持つ私の生活が変わるわけではないですが。
この騒ぎで改めて思ったことは以下の通りです。
・今回の日本版iPad 3GのSIMロックの理由は、よく言われる「ソフトバンクがiPadを大量に売りさばくことをコミットしたから」ではなく、Appleとの理念の共有や、誠意の成果ではなかろうか。逆に言うとApple (Steve Jobs)はそれらを最重視してパートナーを選択するという、デジタルなイメージとは異なるアナログな(私は好きです)判断をする会社なのだろう。
・今はAppleという超強力なグループに限られているが、デバイスメーカがキャリアを選択することができる時代になっている。それを可能にしたのは自らの高い理念に基づくユーザからの共感(自分もその一人)。自分や自分がいる会社はそのような理念を持っているか？持っていないならどうすべきか？？
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