台湾華語と中国普通話の違い:おじいちゃん、おばあちゃん | いろいろあるけど、やっぱり台湾

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下町グルメ、南国フルーツ、親日家の人たち、
繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!

 
 
難しいと定評のある中国語の親族呼称。北京語だけでも大変なのに、方言によっても色々違うので、更に複雑になります。
当然、台湾の中国語(華語)と中国の中国語(普通話)の間にも、様々な違いがあるのです。その中から、今日はこの言葉をご紹介。
 
日本語/台湾華語/中国普通話
 
(母方の)おじいさん/外公wàigōng/老爷lǎoye
(母方の)おばあさん/外婆wàipó/姥姥lǎolao
 
ただし、この違いは、方言差に基づくものなので、台湾でも北京出身の外省人の家庭では、ずっとピンクの方の言い方を使い続けていたり、中国でも地方によっては緑の方の言い方を使っていたりするようです。
 
 
おもしろいのは、台湾教育部辞書サイトのこの説明。
 

 
おばあちゃんを表す「外婆」には、「外面の老婆=外の奥さん」つまり「愛人」という意味があるというのです。でも、私の同僚たち(20代~30代)は、みんなそんな使い方は聞いたことがない、と言います。「流行語」と書いてあるけど、いったい何年(何十年?)前の流行語なのかな~、と気になっています枝豆
 
 
 
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