台湾華語と中国普通話の違い:入門編④ | いろいろあるけど、やっぱり台湾

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下町グルメ、南国フルーツ、親日家の人たち、
繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!

 

 

台湾華語と中国普通話の違いの中で、比較的よく知られているものをご紹介しています。今回も食べ物関連の単語。使う機会も多いので、覚えやすい分野です。

 

日本語/台湾華語/普通話

 

(1)ヨーグルト/優格yōugé/酸奶suānnǎi
(2)サーモン/鮭魚guīyú/三文鱼sānwényú
(3)マグロ・ツナ/鮪魚wěiyú/金枪鱼jīnqiāngyú
(4)マヨネーズ/美乃滋měinǎizī/沙拉酱、蛋黄酱shālājiàng、dànhuángjiàng
(5)インスタントラーメン/泡麵pàomiàn/方便面fāngbiànmiàn

 

(わが家の常備品、ヨーグルトとマヨネーズのパッケージ)

 

 

ちょっとコメント。

 

 

(1)台湾で暮らし始めて間もない頃、回転寿司のお店で、カウンターの中のおニイさんに「三文鱼」を注文したら、きょとんとされました。すかさず、フロアのおネエさんが、「大陸では“鮭魚”のこと“三文鱼”と言うのよ」と助け舟(もちろん中国語で)。こうして、台湾で「三文鱼」は通じないんだ、と学んだのでした。

 

(4)キューピーが中国で生産しているマヨネーズのラベルには、「沙拉酱」と書かれています。これ、漢字だけ見ると、ドレッシングかな、と思いますが、キューピーのドレッシングはちゃんと「沙拉汁」という別の商品名になっています。

 

ちなみに、台湾で売られているのは、写真のように日本からの輸入品。人口規模が小さいので、現地生産するだけの販売量が見込めないのでしょうね。高くて泣きたくなるけど、やっぱり定番の味が恋しくて、つい買っちゃいます。

 

(5)「インスタントラーメンを作る」を中国語で言うと?

答えは「泡泡麵」。動詞は「泡pào」なのですね。

 

 

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