一番の卑怯者は自民党??? | 加納有輝彦

一番の卑怯者は自民党???

いよいよ明後日26日、衆院で消費税増税法案の採決が予定されている。
小沢グループが、54人を確保できるかの報道でもちきりだが、消費税増税法案そのものに関しては、自民・公明の賛成で可決されるだろうと報道されている。

決められない政治から脱却ということで、盛んに決めろ決めろとマスコミは云う。(そのくせ自分たちは軽減税率をちゃっかり求めている。武士道は消えた。)

しかし、間違った政策を決めてもらってはこまるのである。デフレ期に一番やってはいけない増税をやると決めてもらってはこまるのである。

小沢グループに関しては、毀誉褒貶が激しいだろう。特に一時期展開した「親中朝貢外交」はとうてい許しがたいものがある。

 しかし、いま現在の断面を切り取ってみるとき、どうだろう。

政治生命をかけた決断を迫られているのは、良きにつけ、悪しきにつけ消費税増税に反対する小沢グループの議員たちではないか。

野田総理も、間違った方向とはいえ、なにがしかの政治生命を賭しているのかもしれない。


問題は、自民党だ。自民党の中にもかつての上げ潮派といわれた議員たちもいるだろう。

自民党議員に問う。

 いま、あなたがたが最も、政治生命を賭した決断から遠いところにいる。高みの見物をしている。日本がこれから貧乏になるか、どうかの瀬戸際に立たされているときに、野田政権と談合し、消費税増税法案に賛同するとは、許しがたい背信行為だ。

 これは、自民党がもともと消費税増税を掲げていたということと関係ない。
主権者国民は、増税に半数以上反対であり、2009年の衆院選、2010年の参院選、ともに増税に対し承諾していないからだ。

 間接民主主義とはいえ、国民がまだ承諾を与えていない。あなた方は、増税に関し、国民の負託を得ていない。

 談合に加担し、消費税増税法案に賛成する国会議員は、国民の敵である。とりわけ自民党議員たちだ。あなた方の責任は重い。

 今回、濡れ手に粟で政権がころがり込むとでも思っているのだろうか。

今回の談合政治で、既成政党への信頼は消え去り地に落ちた。
これらの反動は、恐ろしいものであるという事を知るべきだ。

 人間が怒っているだけでない。

 天が怒っていることを人間は忘れてはいけないだろう。

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