新首相の「増税から経済成長へ」を疑う | 加納有輝彦

新首相の「増税から経済成長へ」を疑う

菅新首相の

強い経済

強い財政

強い社会保障は、一体として実現できる・・

 
下から順序を変えて

社会保障に手厚くどんどんお金を支払いますよ

そして政府の借金を減らしますよ

経済もよくしますよ

 ということに思えるのだが、どんどん支払いを増やしますよ、そして借金を減らしますよ、
これって、普通に考えたら、借金を減らすためには、支出を抑えなければならない。
しかし、支出もしっかりしますということだ。すると、使えるお金の総量(パイ)を増やすしかない。当たり前の話だ。

 そして菅新首相は、使えるお金の総量を増やすために、増税をするという。
「増税から経済成長へ」とスローガンを財務相のとき発表していた。

 増税をします。社会保障の支払いを増やします。そして政府の借金を減らします。ということだ。

この増税から経済成長へという理論を支えているのが、大阪大学教授の小野善康氏だ。


 しかし、いくら、偉い大学教授の理論といえども、
私は、普通に考えて、

「増税をします。社会保障の支払いを増やします。そして政府の借金を減らします。」

 この三つを一体化させ経済を発展させると、とうてい信じられないのだ。経済理論を駆使しているのだと言われても、絶対に信じられない。

 こんなことは、不可能としか思えない。

 この不況の時に、増税して、さらに社会保障を充実させ、政府の借金を減らすという、、、これを一体化させ経済成長を成すという、、、

 ああ、狂気の沙汰だ。

 ただでさえ、貧血の国民が、さらに血を吸い取られ、それが、社会保障に、政府の借金返済に充てられるという、、、生産活動しようにも、もう国民はフラフラだ。

 菅新首相と小野善康教授のお作りになったストーリーは、さらなる貧乏への転落を誘因するとしか思えない。


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