「覆面算」
これを最近、「頭の体操」に出してみました。
覆面算って、大人が考えても結構悩みますよね。
(…私だけ、ですかね)
ずいぶん前にしていたコレ↓に載っていた問題なのです
が・・・
これをしていた当時は、息子には無理だと思ってスルーしていた問題なんですよね
今ならできるかしら?ということで、出してみました
ABC
+ DEF
---------------
ABCA
↑こんな問題。
息子、まずどこから考えるのかしら?と見ていると・・・
「Aは1しか考えられないよね、これは絶対じゃん?」
「だから…Aを全部1にして…Aが1ならDは9しかないよね、繰り上がるんだから。で、Bは0っと。あとは…」
実はこの問題、答えの「ABCA」が一番大きくなるように、という前提条件があります。
ここから息子、ずいぶん考えていましたね
もともと覆面算に確たる解き方ってないですよね?(たぶん)
となると、ある程度からは地道に数字を入れていくしかないって感じになります。
それって、凄く地味な作業で、時間もかかりますよね。
息子、ずいぶん考えて…書いたり消したりを繰り返していました。
そういうのを見ているとですね。
「あー!もーわかんない!」と言い出すじゃないかとドキドキしたりするんですね
ここ半年以上、そういうことは少なくなった・・・というより、ほぼゼロになるつつある息子なんですが、それまでは「あー!もー!」と言うこともあったので、そのイメージが強く、今でも実はドキドキしたりするんです。
こういう一見簡単そうで、でもやり方がちゃんとなくて、単純だけども地道な問題に出会うと、息子の「粘り度」が見えます。
だからこそ、解く息子を見ていると「あー、いつ言う?いつ言っちゃう?」と内心でハラハラしちゃったりするワケです
当たり前ですが、どんな問題にも答えは必ずあります。
解けないってことは、絶対にないワケですよね。
でも、答えがなかなか見えない時・・・「絶対に答えはあるんだ」「絶対に自分には解けるんだ」と、いかに粘れるかが大事になってくると思うんです。
それには、何回も何回も「これもダメ、こっちも上手くいかない」と壁にぶつかるんでしょうけど、それでも「答えは絶対にある」と思えるかだと思うんですよね。
そういう粘りが、ほんの少しだけでも、息子にもついてきたのかなぁと、何だかホロリとしてしまいました
そんな息子。ずいぶん粘って、答えを出せました。
翌日、ひき算版の覆面算では・・・
諦めなかったんですが、一番大きくならない答えを出した息子。
「ねぇ、これより大きい答えあるんだって」と言うと…
「えー、もーこれでいいじゃん、いっぱい考えたから~もー、これでいいよー」
と、自己完結
・・・まだまだ本当の粘りには程遠そうですが・・・
ABC
- DEF
---------------
CBE
こんな問題だったんですが「B-EでBになるところが、ポイントなんだよね」と、ちゃんと必要なことに気がつけたので、まぁいいかなぁと。
答えをきちんと出すことも大事ですが、過程も大事かな?と。
甘いんですけども、ヨシとしました^^
まだまだ身につけなくてはいけないものは盛りだくさんですが・・・
時々見せる成長を楽しみに、私もがんばらねば!と思います。
さぁ、また一緒にがんばろうか?
ね、息子
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