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「葉っぱのフレディ ーいのちの旅ー」という絵本を読みました。

 

 

 

「葉っぱのフレディ」という絵本があるのは知っていましたが、読んだことはありませんでした。

 

だから内容も知りませんでした。

 

 

 

天使ママの皆さんは、読まれたことはありますか?

 

もしかしたら天使ママになってから読んだり、天使ママになってから上のお子さんに読んであげり、という方も中にはいるのかもしれませんね。

 

 

 

「葉っぱのフレディ」の作者はアメリカの哲学者・レオ・バスカーリア博士。

 

絵本を開くと、最初に作者からのメッセージがありました。

 

 

 

「この絵本を

 

死別の悲しみに直面した子どもたちと

 

死について的確な説明ができない大人たち

 

死と無縁のように青春を謳歌している若者たち

 

そして編集者バーバラ・スラックへ贈ります。

 

ぼくは一本の木であり

 

バーバラはこの十年間かけがえのない葉っぱでした。」

 

 

 

 

そのまま絵本を開いて読んでみました。

 

 

主人公は、もみじの葉っぱの「フレディ」。

 

簡単に説明すると、もみじが過ごす春・夏・秋・冬を、人生の青春・朱夏・白秋・玄冬に例えたような物語でした。

 

 

春に誕生し、夏に楽しみ、秋に紅葉し、冬に次々と仲間が死んでいく(落ち葉になっていく)。

 

その中で、死という変化を受け入れること、いのちは次のいのちに繋がっていく……といった内容が描かれていました。

 

 

 

私は一文字一文字しっかりと字を目で追いながら読むことが出来ませんでした。

 

どうしてもこの絵本に書いてあることを受け入れることが出来ないようです。

 

理屈では絵本に書いてあることが間違っていはいないんだとわかっています。

 

 

 

 

でも理屈に感情がついていかない。

 

 

 

死産から1年が過ぎました。

 

 

まだ完全にこの「死」を私は受け入れることが出来ていないんだと、気が付かされました。

 

 

きっともう少し心が健康に戻り、日常を取り戻せるようになってしばらくしたら、この絵本に書いてあることも「そうだね、そうだよね。」と思えるのかもしれません。

 

 

今は無理でした。

 

 

もしもぱんぽこにお姉ちゃんやお兄ちゃんがいて、妹であるぱんぽこの死を理解できないでいたら、この絵本を読んであげていたのかな。

 

もしかしたら読んであげていたかもしれません。

 

自分が理解できていないくせに。

 

 

 

こうして外部からのちょっとした刺激(絵本)を受けることで、元気で回復したかのように思えた自分の心が、まだまだ「死」を受け入れることが出来ていないことに気が付きました。

 

 

回復していないのなら、まだ死を完全に受け入れることが出来ていないのなら、もう少しゆっくりして過ごそうかな。

 

 

のんびり、のんびりと。

 

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