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死産から9ヶ月。

初めてグリーフケアカウンセリングを受けてきました。



グリーフケアとは
身近な人との死別を経験し、悲嘆に暮れる人をそばで支援することで、悲しみから立ち直れるようにすること。グリーフ(grief)とは、深い悲しみを意味する。

出典:看護用語辞典




死産直後に受けた、出産した病院でのカウンセリングは臨床心理士によるものでした。

これはこれで受けて良かったと今でも思っています。

(関連記事:死産後4回目のカウンセリング





今回私が受けたのは、死産など子どもを亡くした家族専門に話しを聞いてくれるカウンセリングです。

最初は近所のカウンセリングを探していました。

でも近くのカウンセリングはグリーフケアの専門ではなさそうなのと、その割に高額なのとで実態がよく見えずに断念。

やはり喪失には喪失専門のカウンセリングがいいと思い、グリーフケアを専門としている所を探しました。





今回初めてグリーフカウンセリングを受けての率直な感想は、「受けて良かったと思う」です。

良かったと思った点は、新しい情報を知れたこと、安心して話しが出来たことです。





私が受けたグリーフケアカウンセリングの概要はこのようなものでした。



■プライバシー

・匿名OK

・予定通りの時刻に開始するので待ち合いなし

・第三者に会わない空間

・最初にプライバシー厳守についての説明あり




■空間

・味気ない部屋をパーテーションで狭く区切った室内

・味気ないテーブルに温かみが出るような演出

・涙用ティッシュの用意あり

・こちらから見える位置に時計なし

・カウンセラーとは、テーブルに対して90度の角度での座り位置




■グリーフカウンセラー

・グリーカウンセラーとしての経験豊富そうな女性

・死産後のグリーフケアについて相当学んでいる様子

・危険な言葉は飛んでこない

・求めている以上の有益で前向きな情報をくれる

・こちらから話さない限り、プライバシーに触れる突っ込んだ質問はしてこない




■カウンセリングについて

・最初に何の話しを聞いてもらいたいかのアンケート(答えたくないことは記入なしでいい)

・質問されたことに答えていく

・答えたことに関して、情報をくれたり今の状況を教えてくれたりする

・思い悩んでいることに関して、アドバイスをくれる

・先が見えない不安な未来のことに関して、具体的な数字を挙げて指し示してくれる

・話しが脱線してもOK

・こういった情報がほしい、ということに対して教えくれる

・アンケートで話したい項目にチェックしなかったことも、私が話したそうだったのか話すよう誘導してくれる

・私が無意識に使っていた言葉を教えてくれ、それに対するケアをしてくれる

・気がつけば予定時刻よりも1時間オーバー(金額は変わらない)




おおまかにはこのような感じでした。



最初は非常に緊張しました。

背筋も緊張で伸びていたと思うし、手をぎゅっと握っていました。

質問にもフリーズして答えられない始末。




その状態からスタートし、話している内にだんだん脳が「この人は安心・安全に喋れる人」と判断したのか、肩の力も抜けて行きました。


思っていた以上に色々と話せたし、強い関心が持てる情報も下さいました。

また、私のような死産経験者のカウンセリングの数をかなりこなしているようで、私が抱える不安に対しても具体的にこたえてくれたのはとても安心しました。


いつの間にか泣いていたし、ちょっと笑った時間もあったかも。


何より久々に人としゃべれ、しかもぱんぽこの話しが出来たのは自分には大きく、その日の夜はとても調子が良さそうだと夫が言っていました。

ただ、この日の夜は頭が興奮状態に入ったのか全く寝付けず、夫の出勤時間くらいにようやく眠ることが出来ました。





カウンセリングの詳細は長くなると思うので、またアップします。

続きはこちら

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このブログは、可愛いぱんぽこの思い出と、自分の心の整理と、情報が少ない死産後のことが少しでもお役に立てばと思って更新しています。

私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。

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不快な表現があったら大変申し訳ありません。

読んでくださっている全ての皆様に、穏やかな明日がくることを願っています。