0.00％でない恐怖

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妊娠から死産までのざっとした経緯はこちら

ラミナリアの痛みを最大限排除した方法はこちら

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死産から14日が経ちました。

もうあれから2週間も経ってしまったんですね。

月も4月から5月になってしまった。

私の時間は、子宮内胎児死亡を宣告された4月11日で、ストップしてしまっているような気がします。

でも窓の外を見てみると、私という人間がどんなに嘆き苦しみ泣き叫ぼうが、風は吹くし小鳥はさえずりをやめないし季節は移ろう。

本当に自分という人間がちっぽけなものなんだなと思います。

昨夜はなかなか寝付けず、寝ても何度か目が覚めました。

ちょっと寝不足な感じがします。

昨夜はぱんぽこに、ミサで歌った歌を歌ってあげている夢を見ました。

そういえばいつだったかは、祈りの言葉をぱんぽこの為にあげている夢も見ました。

本人はまだ夢には出てきてくれないけど。

最近頻繁に幻覚を見ます。

大嫌いなゴキブリの。

ゴキブリが出たらどうしよう、という思いからなんでしょう。

ここ2～3年だったかでゴキブリの幻覚を見るようになりました。

いつもは実際にアレ（もう名前も書きたくない）の姿を見た後に、アレの幻覚を見るようになっていました。

今年はまだ実際のアレを見ていません。

でも例年とは違って、かなりはっきりとした幻覚を見てしまいます。

一瞬ではなくいつもより長く、しかもよりリアルに動いているように見えます。

だから後を追っかけて、本当にいないか確かめるけど絶対にいない。

アレを見つけてしまうのが怖くて怖くてたまらないからこんなことになるのでしょう。

それと同時に思うことがあります。

今回0.3％という信じがたい低い確率で起こる死産になってしまった。

0.00％と0.3％は意味が全く違うということがわかってしまった。

0.00％は100％と同じ「絶対」が言い切れるもので、
0.3％はどんなに確率の高低の差があっても99％と同じく
「起こりうる可能性がある」ってこと。

これはなんていう恐ろしいことなんだろう、
なんて恐ろしい数字に出会ってしまったんだろう。

そう考えると0.00％でない限り、色んなことがこれから起こることがあるってことだ、と思ったら怖くなってしまいました。

今年に入って飼っていた猫が亡くなりました。

そしてぱんぽこが4月に。

次は夫に何かあったらどうしよう。

そうなったらもう私は本当にダメだ。

今だって、空中に浮かんだ糸の上を歩いているかのような思いで毎日を過ごしているのに。

交通死亡事故は確か1％の確率、車も電車も乗るし、いつ事件や事故に巻き込まれるかわからないし、テロだって起きるかもしれない。

もうそう考えたら怖くて怖くてたまりません。

どうしよう、どうしようと思っていたから、昨夜は寝付きも悪く睡眠も浅かったんだと思います。

私の大嫌いなアレの幻覚もそうですが、この恐怖も心が何かに囚われて凝り固まっている状態のような気がします。

「0.00％」でない恐怖は、今後私にずっと付きまとって心を蝕んでいくような気がします。

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